【プレゼン術の矛盾】
プレゼンが得意という人には、あまり用がないかも知れませんが、
プレゼンって、いろんなことのエッセンスが含まれた、ビジネスコミュニケーションの
基礎のように思うのです。

確かにプレゼンというと、パワーポイントがあって、聴衆がたくさんいる
そんなシーンでしか使えない。そんなシーン向けのスキルという感じがあるかも
しれませんよね。

なかなかプレゼン関連の本で、自分にぴったり来るモノがなくて、探していました。
日本の本にはなかなかなくて、現在のオススメは2冊。
「プレゼンテーションゼン」と「スティーブジョブズ驚異のプレゼン」
この2冊はとっても良いです。日本語訳も最近出たので、オススメです。

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でもでもやっぱり本質的な部分でしっくり来ない。何かというと、
プレゼン術で語られることって本質の周りの部分のような気がして仕方ないのです。

キャラメルの包み紙といえばよいのか、
中身を語らず、包み紙の作り方・包み方を語っているような違和感なのです。

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3つにまとめる とか、NLPで言うところのVAK 視覚・聴覚・体感覚に
意識して文章や話を組み立てること、スライドは文字を極力減らして。。。
これ自体ものすごく大事なスキルなのですが、中身に触れ切れていないというか。

私自身 IRで7年間で800本の投資家対応でかけずり回っていたときに
ことを考えると、これらも大事だけれど、結局プレゼンって「どう語る」より
「何を語る」が前に来ないと始まらないように思うのです。
ここが、キャラメル自体になるように思うのです。

前述の「驚異のプレゼン」でいえば、”構想はアナログでまとめる”の1章で
終わってしまう 実際にどうやって中身を作るか、言い方を変えるとどう考えるかが
核のように思うのです。

【マインドマップがコアに入ったプレゼン術】
残念ながら、この考える部分は、どうぞ皆さんのご自由にやって下さい。
考え終わったら、表現方法としてプレゼン術をどうぞ!そんな感じ。

そう考えると、マインドマップで、頭の中で起きていることをしっかり
発散して、整理してあげるということが、プレゼンの極意のような
気がするのです。

マインドマップのような思考をサポートするツールが真ん中にあってこそ
「どう語る」とか「どのポイントを外さずに語る」などのノウハウやスキルが
活きるように思うのです。
(もちろんこの部分にも私なりの、ノウハウがしっかりあるのですが。)

思考を見える化しサポートするツール!
ぜひマインドマップをこんな視点で活用してみてほしいと思っています。