78+113はできても、
78cm+1m13cm=?
となると、
全くわからなくなってフリーズしちゃうお子様のケースの指導☺️✨

今回は、まったくプリントもワークも使わず、
そもそも「ものの長さを測る」というのはどういうことか、
というところから物語を使ってスタート。

参考にさせてもらったのが、「シュタイナー教育」の度量衡の教え方でした。

「昔々、大昔、
まだ、ビルも家もものさしもなーんにもない、
草原とか川とか森とか山しかない大昔、
あるところに、〇〇ちゃん家族が住んでいました。

〇〇ちゃん家族はそこで、家をつくりたいと思いました。
家の大きさをどれくらいにしたいかで長さを決めなければいけません。

さて、〇〇ちゃんだったら、どうやって測る?」

という感じでいろいろアイデアを出してもらう。

身近にある、文房具やパズル系おもちゃ何個ぶんで測る、ということになったので、
その単位を、勝手に創作して(笑)
机の長さを測ってもらう。
すると、中途半端になったので、
それをさらに細切れに。

身近なもの何個ぶんで測るやり方もあれば、
身体のどこからどこまで、何個ぶんで測るやり方もあることを説明☺️

親指から小指までで、机の長さを測ってもらって、
それにもオリジナルの単位を創作。
それで、周囲の長さも求めてもらう。

全部指を当てていると面倒臭いので、
そこで、「足し算」や「掛け算」が出てくる。

でも、みんながそれぞれ自分だけの単位を持っていると、
うまくまとまらないですよね 笑

そこで、今から200年ちょっとくらい前のフランス革命期に、
北極から赤道までの長さを、等分して、世界中のみんなが使えるようにしたのが、
メートル法なのだということを説明。

手元にメジャーでなく、30cm物差ししかなかったのが幸い 笑
30cm何個ぶんで、机の長さを求めてもらいました。

測り方にも、コツがあって、
右から測っていくと、最後、数えなければいけないので、
左から測るとやりやすい。

30cmが何個ぶん、それに、最後が20cm、のような形になる。
ここで、何十センチ、何mmと答えたりするので、単位は変わらないことを説明。
掛け算や足し算も使いまーす。

そこで、机の周りの長さ全体を求めてもらいます。

横が75cm縦が180cmだと、
合わせて、255cm。

255+255=
とする方法をやったあと、

掛け算ができることに気がつく‼️

最後に、
できなかった、
何センチ足す、何m何センチの問題を出すと、

サクッと
解けるように😍✨

算数ってね、
プリントの上の「数字」だけじゃなくて、
実際の身体の感覚をつかったり、
生活の中で使うことで、
自分のものになっていく、と思うのです♪

あと、そうすることによって、
いろんな科目の間の、生き生きとした連関や学びが出てくるのです☺️

何より、私自身が、
「当たり前」と思ってこなしていたことに対する、
気付きや学びや感動がすごい😍

(シュタイナー教育のすごいのが、実際に小学3年生の授業で「家」を建ててしまうこと😱
土地と機会と技術者がいたら真似したい!)

学びは、生きることそのものと深く関わっているのです‼️✨

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