『赤ずきんとオオカミのトラウマケア』



オオカミに襲われた赤ずきんちゃんだけでなく、
襲ったオオカミさんの方にもトラウマがあって苦しんでいるんだという物語が、
とても暖かみのある構成になっております。

「宗教二世」界隈の友人から紹介してもらい、
前に進んでいくのに非常に大きく役に立ちました。

また、私を支えてくださった様々なメンターの方々がそうした環境を用意してくださったことで、
私は前に進んでいけている実感があります。


トラウマというのは、処理しきれないショックな出来事が脳の中で「冷凍保存」されている状態。
なるべく思い出さないようにするために、いつもの自分とは壁で隔てられた冷蔵庫で保存することを「解離」と言います。

この氷が一気に溶ける時が「フラッシュバック」です。

安心できる場所で、安全な相手に向けて何度も語っているうちに、
それにまつわる感情や感覚などが整理されて、
今を侵食することのない過去の言語記憶になっていきます。

ある体験がトラウマになるのは、
「ひとりぼっちだった」という感覚があるから、
根拠なく、
「誰も助けてくれない」
「誰も頼りにできない」
「人は裏切る」
という感覚になる。

安全な空間で、記憶の再生を何度もすることで、
再生ボタンやストップを自分で押せるようになる。

感情の感覚に気がつくこと。

フラッシュバックが起こる時のトリガーがどういう時なのかに自分で気がつくこと。

「すべての気持ちを、言ってはいけない、言ったら嫌われる、どうせわかってもらえない、と考えて口に出せずにいたことがフラッシュバックの引き金」

再演が起きているサインは、
自分が「被害者」になったり「加害者」になっていること。
→被害者にも加害者にも傍観している人にもならず、
その三角形の真ん中にしっかりと立つことが大切。



そうして、
「他の誰でもない私でしかない私」として生き始めることができるのです。



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