父の日。

実家の父に電話した。

いつもありがとう、とか伝えて少し話していたら、我が家の事を心配してくれてるのか、『そっちも大変ね。』と声をかけられた。


電話を切った後も、お父さんに心配かけてるのかな、大丈夫なんだけどな、と思い、
次の日、我が家は大丈夫だよと伝えたくて、母に電話した。

そしたら、『昨日、お父さん、可愛い声が聞けたって喜んでたよ。』と言われた。

お父さん…その言葉…嬉しい。

そして、母に、私が心理的に自立した事を伝えた。

正直、私が寄りかかってるとは思っていなかった。

でも、育てあげた皆さんの話を聞くうちに気づいた。

私は、すごく母の意見を気にしてるし、決定するたび母はどう思うかな、嫌じゃないかな、と確認したくなって、実際相談の電話をよくかけていた。


一緒にマインドブロックバスターの養成講座を受けた方の中に、娘さんに気を遣う、とおっしゃる方がいた。

それを聞いて、それまで私は、私は、まさか、母親が娘に気をつかうなんてことがあるとは思っていなかったので、普通に娘として甘えていた。

私より、姉の方が同居でべったり甘えているので、私はまだ手のかからない方だと思っていた。

だけど、離れていても、気をつかわれるとは…

また、姉妹同士は母を取り合うという会話も耳に残った。

確かに、私は、姉がこれだけしてもらってるなら、私もこのくらい気にかけてほしい、
まぁ、姉は甘えんぼだから、同じほどとは言わないから、このくらいはしてほしい。

と、思っていた。

例えば、子育て。

姉は母を乳母のようにつかう。

私は県外で離れて暮らしていて、いつも一人で初めての子育て。寂しかった。

『近くにいたら、手伝えるのにね。』とは母はいった。

そして今、まあまあ近くにいるが、『もっと近かったら手伝えるのにね。』と言う…。

うすうす気づいていた。

母にはその気がないことに。
というより、気持ちはあっても余裕はないから実際は自分でどうにかした方が良い状況。言葉をかけてくれるのは、私が求めていたから、母は三人娘に平等にしたいと良く言った。出来てないから意識してそうしようとしてくれていた。(母の話になるのでまた別の話として割愛するけど、私は三人平等にしてくれなくて良いと思った。無理して苦しそうだ。)

それに、私自身も、年老いていく母に大変な元気いっぱいな子供達を預けなくても、近くに保育園があるじゃない。
お金はかかるけど、頼めば引き受けてくらるんだから、その方がお互いに良いじゃない。と、思うようになっていた。

もう、 母に頼るのはやめよう。
姉と張り合うのもやめよう。

私がおりれば、済むことのような気がした。

↑ん?なんかブロックあるような。私が我慢すればいいんでしょうとは違うかな。

そして、母から突き放す事は無さそうだから、私から、電話も、相談も、必要以上にやめた。

私からばかり、電話してたのかもと気づいた時は寂しかった。

でも、心理的に自立してなかったとはビックリ。離れて暮らせていたので、自立してると思ってた。
遅ればせながら、そっと、母から心を離した。
納得して。
自分のタイミングで。

あ、もう良いかも。

近くに住まなくていいかも。

数ヶ月数年後に、何で近くに住もうと思ったんだっけ??
と思う日が来そうな予感がした。

私の求めるものを求めよう。

親じゃなくて。

昔は親に合わせる事を求められた事もあったかも知れない。典型的なイイコしてたから。
でも、ふと、気づいたら、求められていない。

ちょっとガーン(笑)そうなの?と笑える。

昔を思い出す。

無意識で必死に病気になって。

お母さんを待っていた。

幼き日の、健気な私、お疲れさん。

自由になる時が来た。

さぁ、立ち上がろう。

自由に進もう。

それで良いんだよ、誰の許可も要らないよ、

そう自分に言ってあげる。

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離れてても毎日思ってるからね。

たくさん泣いたけど、

やっと嫁にいけた。

お別れが嫌で、いつでも帰って来てもイスを残してて欲しくて、嫁入り前の挨拶もきちんとしなかった。

そんな、大好きな実家の家族からの旅立ち。


そして、新しい家族と、改めて結んでいく絆。

スタートラインです😉