今年もやってきました
根津美術館の国宝
燕子花図(かきつばたず)屏風の公開
2025-10
毎年
併設の庭園で
カキツバタの咲く
この時期だけ公開されます
国宝の日本画や屏風は
作品保護のために
展示期間が限られているようで
前々から
スケジュールしておかないと
期間がすぐに終了してしまいます
過去記事:
わかばは
2023年以来
2年ぶり2回目の訪問
過去記事:
今回、
久しぶりに伺おうと思ったのは
根津美術館所蔵の
藤花図 丸山応挙作が
同時展示と知ったためです
少し前に
丸山応挙についての
ガイドブックを取り寄せたときに
確かこちらが載っていて
気になっていたので
タイムリー
●クイックレビュー
お目当ての
藤花図屏風は
思ったよりは
ちょっと地味かも?
ただ
ささっと描いた
シンプルの極致が
余白の美といいますか
とても豊かな時間を
いただける気がしました
この作品を
長きにわたり受け継ぎ
現在は重要文化財として指定し
大切に公開して下さっていること
日本という国にも
根津美術館にも感謝ですね
燕子花図屏風は
やはり迫力があります
(ある意味わかりやすいというか
)
夏秋渓流図は
同門?の酒井抱一の作品が
好きなのですが
この作品は
かなり個性的と言いますか
ちょっと異色
一度見たら忘れられない
印象的な作品です
いろいろエピソードなど知ると
また見方が変わるかも![]()
ちなみに
前回は気づかなかったけれど
根津美術館は
作品のケースが
ちょっと半端な高さになっていて
これ
座って鑑賞する時と
似たような位置になっているような?
今回の三大作品
燕子花図屏風 (尾形光琳)国宝
藤花図(丸山応挙)重要文化財
夏秋渓流図(鈴木其一)重要文化財
どれも
凄い巨大な屏風でして
かなり後ろにさがっても
視野いっぱいなほど
どんな広大なお屋敷(お城?)用に
作られたのかしらと
想いを馳せるなど……
その他
メイン以外の展示だと
展示室6のお茶道具の展示が
素晴らしかったです
心得はないのですが
・龍泉窯の青磁浮牡丹文水指
・黒織部茶碗(美濃)
・出雲茶碗 銘 小舟(楽山)
など
わかばレベルでも
卒倒しそうに美しい器の数々が
圧巻でした
●お庭も素晴らしい
都内とは思えない
美しい庭園も見逃せません
(今回は半分はお庭目当て)
高低差あるので
(表参道はお洒落エリアですが)
軽いハイキングスタイルで
行かれると
楽しみ倍増
●予約推奨
まだカキツバタが咲いていないので
今回は予約無しで入れましたが
このあとゴールデンウイークにかけて
混雑予想されます
(インバウンドの方も多いです!!)
公式サイトから
細かく時間指定が出来ますので
事前予約をお勧めします
※大阪市立美術館の
「日本国宝展」では
この燕子花図屏風が
ポスターにも使われていますが
こちらの作品の展示は
会期最終の二週間
6/3-15のみとのことですので
ご注意下さい
予習復習に![]()
(文字数制限にてリンク削除)








