先週末の外出で、靴用カイロを使いました。

 

もともとは、ロードバイクの冬のお出かけ用なのですが、日常遣いすることもあります。

 

ところが不思議なことに、今回に限ってちょっと熱かったキョロキョロ

(普段とは違う靴、違う靴下、気温高めのトリプルコンボ)

 

折しも混んだ電車で動けず、そのままにしてしまい、また本来は、通常のやけど同様、すぐに冷やした方が良いそうなのですが、出先ということで、こちらも対応が遅れました。

 

翌日になったら、足の甲が水ぶくれになってるガーン

(靴が履けない)

 

たまたま平日休みの半休をとっていたタイミングで、諸々リスケし皮膚科を受診。


ヤケドは形成外科のあるところがよい、とのネット情報を参考に、皮膚科と形成外科を標榜しており、やけどの対応もしているというクリニックにしました。

 

結論としては、水ぶくれの液を抜いて、炎症を抑える塗り薬、のシンプル対応で済みました。飲み薬の処方も特に無し。

 

薬はリンデロンを塗ってくれました。

また、自分で行う日々のケアは、一日一回泡立てた石鹸でよく洗い、水気をふき取って、薬を塗って患部を保護。

 

そう、アトピー性皮膚炎の子どものお肌と全く同じケアの指示びっくり外傷でも、内側からの炎症でも、皮膚の再生を促すという意味で、同じなのですね。


これにはびっくり。

 

湿潤療法もあるようですが、今回の指示は、通常?の保護する方法。

[202/2/22 追記 2/23 修正済]

処方された塗り薬は、アズノール軟膏で、ワセリン入っているので、これも湿潤療法の一種のもよう。詳しくは専門の方にご確認ください

[追記ここまで]

 

プリマポアという、貼るガーゼも教えていただき、薬局で薬と一緒に購入。

ドラッグストア系ですと箱単位だと思いますが、一枚売りしてくださいました。




とりあえず両足分の一週間14枚を課金。

毎日のことなので、貼った時にかさばらなくて便利な方が良いと思いました。

 

ドクターによれば、ガーゼと絆創膏でもよいですよ、とのこと。


まあ、一週間終わったところで考えます。

(そのくらいには治るのでは?位の勢いでしたが)


包帯ぐるぐる巻きになったら靴履けない!と思って悲観していましたけど、文明の利器は偉大でした。


酷かった左足の甲は、まだ上から押さえると痛みがあるので、唯一甲が覆われていないプレーンな靴なら、無事外出出来るようになりました。


✴︎気温高めだけどタイツで目隠し


診療明細書の、「熱傷処置(100平方センチ未満)」の文字が、重く響きます。10cmx10cm以下。確かに子どもの全身になると、面積広くなりますので。

 

●今回の学び

 

1)低温やけどは温度が低い分、長い時間のやけどなので、肌の深部まで到達しやすい

これはノーマークでした。

ふだんのやけどは、すぐに冷やすを徹底しているのに、外出中ということもあるし、我慢できる温度なので、かえって初動が遅れました。

 

2)受診おすすめ

(ネット情報では、低温やけどは必ず受診とか、入院とか、恐ろしいキーワードだらけでした)

今回も、ちょうど時間がやりくりできたので、早めに受診できてよかったです。


ドクターの感じからして「全然軽症ね」という感じでしたが、水ぶくれの下の皮膚の状態を見極めるのは、素人には不可能。

跡が残るとつらいです。


また、傷が治るまでのお風呂問題も気になっていましたし、皮膚の再生までの間のケアなども含めてアドバイス頂けたのはありがたかったです。

 

3)便利な資材は積極的に使ってみる

プリマポアは、褥瘡(床ずれ)のケアなどにも使うそう。身近ではない存在でしたが、広く利用されているようです。


薄手の湿布みたいな感じで、シートをはがして、ジェルの薬を塗って患部に貼ればOK。


仕事や日々の生活に加えてケアをする訳なので、簡単なら当然その方が良いですね。

 

 

◆まとめ

わかば兄は、小さいころにポットのお湯を全身に浴びて救急医療を受診したことがあり、今も跡はあるそうです。

 

そんなこともあり、やけどはわかば自身も子育て期にも気を付けている方だと思います。

また、万が一の際に「すぐに冷やす」は、知っていましたが、低温やけどはちょっと甘く見ていたところが正直ありました。

 

低温で我慢できてしまう分、深部まで到達しやすい、というのは一度知れば納得です。

 

カイロについても、いつも使っていて大丈夫だった、というところも油断の要素。

 

低温やけどは、身近なカイロや湯たんぽで起きやすいとのこと。


皆様も、どうぞお気を付けいただければと願っております。