印象に残った言葉をメモ。
 
「明日は我が身。あなたのところも起きるんだから。みんなで協力していくしかないんだよ」
 
俳優の杉良太郎さんが、金沢市内の避難所で炊き出しをした際のインタビューから。
 
そうなんですよね。
たまたま、としか言えない。
 
参考記事:

 

 

 

 

わかば祖母は、関東大震災では自身が妊婦、その後東京大空襲では、孫を身ごもった娘らと共に遭遇。いずれも間一髪で生き延びています。
 
直接会ったことはないけれど、身内を亡くして自分と家族を養って来た祖母の苦労は計り知れないものがあります。
 
助かったからこそ、今のわかばがあるものの、残された者の苦しみもあると理解しています。母も、その当時のことは、あまり話したがらなかったですね。
 
 
今回の炊き出しでは、1.5次避難所※で行われたとか。
 
※よりサポートを必要とする方々が、ホテルなどの二次避難所への受け入れが決まるまで滞在出来るところだそうです。
 
複雑な感情と、慣れない避難所暮らし。そんな中の杉様の炊き出しは、心にも身体にも沁み入るものだと思います。
 
わかば祖母や母達にも、当時そんな寄り添ってくださる人や機会があったかどうか。 
 
備えられることは、少しでも備え、出来ることはする。当事者になったときには、支援も受けて懸命に生き続ける。
 
それしかないのかな、と思っています。
 
 
参考記事:「偽善で売名」これも有名な言葉