東京都庭園美術館 建物公開2023   2023-13
 

 

5月はミュージアム月間になることはわかっていたのですが、なんと今月6館目の美術館訪問爆笑
 
ふだん企画展を優先していると、ついつい後回しになってしまう美術館の一つが、ここ庭園美術館。
 
チケット取れずに断念した昨年をはじめ、数年ごとに「ああ、そろそろまた来たいな」と前を通って、はや幾歳月。
 
せっかく来るなら、建物公開の時がいいよね。毎年春が建物公開なのだとか。今回初めて知りました。
 
会期中なのは知っていたのですが、SNSの美術館マイスターの発信を見て、公式サイトをチェックしたら、あれ?今年はチケット取れる、というかガラガラびっくり
 
コロナ五類化で、みんな行くところが分散するようになったのか、はたまた入場枠が広がったか、そこはわかりませんが。
 
空き状況はチェックしつつも事前予約はせずに、前の予定が終わった感じで、(体力気力が)行けそうだったので、そのまま現地へ向かうことにしました。
 
建物公開を中心に、わかばが最も多く再訪していると思われるこの庭園美術館は、今年が開館40周年とのこと。

 

 

10代の頃に、アールデコに凝った時期があり、まあ、わかばの聖地の一つみたいなものですね。
 
旧版の公式ガイドブックも、持ってますニヤリ

 

 

オリジナルでヒビの入っているレリーフのイメージが強い。←いつ⁈

真ん中二つは交換されているそうです。

 

ルネ・ラリック作。

 

 

特別公開のウィンターガーデンはもちろんのこと、入り口左手の第一応接室を観たのも初めてな気が。

 

 

新館完成が2014年だそうで、全然記憶ないので、やはり10年以上ぶりはほぼ間違いなし。ひょっとして20年前か……?
 
撮影可の記憶もない…。
 
公開されるお部屋数が、自分の記憶の3倍くらいで、折々に修復して見やすさも増していました。これは、今回改めて訪問して正解。
 
今回一番のお気に入りは、2階の書斎。

 

 

机は、日差しの向きに合わせて回転する作りだそうで、その柔軟な発想が楽しく。
 
お隣の書庫も、本好きのパラダイスおねがい
ここも以前は、廊下から眺めていたような?

 

 

ウィンターガーデンは、もちろん初めて。

 

 

1階の次室、大客室、大食堂と続くこの景色‼️

夕方で、人がまばらな時間帯だったので、撮影天国ラブ

 

 

大客室の、この扉。エッチングが美しくてうっとりします。

 

もちろん触れてはいけないのですが、柵もガラスケースもない、この空間を体験できる贅沢な時間。

 

 

天井のシャンデリアも、ルネ・ラリック作。

 

 

今回、この大食堂のレプリカにレリーフほか、いくつか「ハンズオン」で触れることのできるコーナーがありました。

 

五感で感じるミュージアム。

概念は古典的とはいえ、新しい潮流です。

 

 

写真は、撮り出したら全ての部屋と全ての照明や小物を撮りたくなるので、今回はこの空間を感じることを優先。
 
過ごしやすい曇りでしたので、お庭でのんびりシートひいて過ごす方も。贅沢だー。
 
新館のカフェと、入り口脇のレストランも、機会があれば来てみたいところ。こちらも気になって、なかなか来れていない場所の一つ。
 
なお、目黒駅周辺のマスク着用率は5%位でしたね。東京の中でも、エリアでずいぶん違うかも。
 
 
 
過去記事:
2019年にニアミス。

 

 
昨年2022年の建物公開最終日に、ミュージアム前まで行ったものの、チケットとれず断念。代わりにアーティゾン美術館を当日予約して訪問口笛

 

 

 

箱根のラリック美術館、LE TRAINはラリックのレリーフに囲まれた車両の中で、お茶をいただけます。これも贅沢体験。