東京都庭園美術館 建物公開2023 2023-13
5月はミュージアム月間になることはわかっていたのですが、なんと今月6館目の美術館訪問![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
ふだん企画展を優先していると、ついつい後回しになってしまう美術館の一つが、ここ庭園美術館。
チケット取れずに断念した昨年をはじめ、数年ごとに「ああ、そろそろまた来たいな」と前を通って、はや幾歳月。
せっかく来るなら、建物公開の時がいいよね。毎年春が建物公開なのだとか。今回初めて知りました。
会期中なのは知っていたのですが、SNSの美術館マイスターの発信を見て、公式サイトをチェックしたら、あれ?今年はチケット取れる、というかガラガラ![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
コロナ五類化で、みんな行くところが分散するようになったのか、はたまた入場枠が広がったか、そこはわかりませんが。
空き状況はチェックしつつも事前予約はせずに、前の予定が終わった感じで、(体力気力が)行けそうだったので、そのまま現地へ向かうことにしました。
建物公開を中心に、わかばが最も多く再訪していると思われるこの庭園美術館は、今年が開館40周年とのこと。
10代の頃に、アールデコに凝った時期があり、まあ、わかばの聖地の一つみたいなものですね。
旧版の公式ガイドブックも、持ってます![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
特別公開のウィンターガーデンはもちろんのこと、入り口左手の第一応接室を観たのも初めてな気が。
新館完成が2014年だそうで、全然記憶ないので、やはり10年以上ぶりはほぼ間違いなし。ひょっとして20年前か……?
撮影可の記憶もない…。
公開されるお部屋数が、自分の記憶の3倍くらいで、折々に修復して見やすさも増していました。これは、今回改めて訪問して正解。
今回一番のお気に入りは、2階の書斎。
机は、日差しの向きに合わせて回転する作りだそうで、その柔軟な発想が楽しく。
お隣の書庫も、本好きのパラダイス![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
ここも以前は、廊下から眺めていたような?
大客室の、この扉。エッチングが美しくてうっとりします。
もちろん触れてはいけないのですが、柵もガラスケースもない、この空間を体験できる贅沢な時間。
天井のシャンデリアも、ルネ・ラリック作。
今回、この大食堂のレプリカにレリーフほか、いくつか「ハンズオン」で触れることのできるコーナーがありました。
五感で感じるミュージアム。
概念は古典的とはいえ、新しい潮流です。
写真は、撮り出したら全ての部屋と全ての照明や小物を撮りたくなるので、今回はこの空間を感じることを優先。
過ごしやすい曇りでしたので、お庭でのんびりシートひいて過ごす方も。贅沢だー。
新館のカフェと、入り口脇のレストランも、機会があれば来てみたいところ。こちらも気になって、なかなか来れていない場所の一つ。
なお、目黒駅周辺のマスク着用率は5%位でしたね。東京の中でも、エリアでずいぶん違うかも。
過去記事:
2019年にニアミス。
昨年2022年の建物公開最終日に、ミュージアム前まで行ったものの、チケットとれず断念。代わりにアーティゾン美術館を当日予約して訪問![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
箱根のラリック美術館、LE TRAINはラリックのレリーフに囲まれた車両の中で、お茶をいただけます。これも贅沢体験。