コミック『カレチ』。ホリエモンの本で見つけて、取り寄せました。

いま4巻まで読んだところ。


3巻に、特に印象深いエピソードがありました。

わかばもかつてお世話になった青函連絡船は、青森と函館を結ぶ船。持病を持つ方が、予定した便に乗れないと言われてしまうシーンが出てきます。実は緊急事態の際には、船が出発地に引き返すこともあるそうなんです。その位、何段にもリスク回避したり、いざときの万全の体制が組まれていたとのこと。もちろん初めて知りました。


わかばは小さい頃に青函連絡船に乗るのは非日常で、いつもはしゃいでいましたけど、盆暮れの満員の時期に利用する未就学児の家族連れなんて、さぞかしハイリスク・カテゴリーだったろうなと思います。


安心して旅ができるというのは、実は凄いことなのだと思うのです。

このカレチは、ブルートレインや寝台車が華やかだった頃の国鉄が舞台。次々と自動化合理化の波が押し寄せる様も描かれているのですが、人と人のかかわり、暮らしの営み。それは、乗客にも働く人にもあること。


単純に白と黒、と割り切れないところに、何か大切なものがあるように感じます。自動運転が当たり前の今だからこそ、こういう泥臭いヒストリーもきちんと目を通し、向き合っておきたいと思います。