さて、biblio leafのファースト・インプレッションです。

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今回はあくまで、わかばが使う前提で書きます。父の話はいったんおいておきます。

とにかく、風合いのよさ、心地よさを最初に感じます。

すっごく丁寧に作られているんです。
本体、レザー風カバーはもちろん、外箱まで。
たぶんすごく開発費かかってます。
なんか、投売りされちゃってすごく残念です。

GalaxyS2 LTEの白も、iPhone4Sの白も、iPad2の白も、まったく惹かれなかったわかばですが、
biblio leafの白は、とてもよいと思いました。

1.つや消しの白。
 白が主張しないんです。iPhone4SやGalaxyS2 LTEの白は、ピカピカ・ツヤツヤ。わかばは、なんだか目がちかちかしてしまうんです。このbiblioLeafの白は、すごく控えめで、イーインクの文字が主役。そして文字の並びが刻む[物語]が主役であることを、きちんと形に表したデザインだと思います。
カバーも上品な色合い。どちらかというと、モバイル機器、IT機器というより、インテリアに近いです。iPad2のスマートカバーの感覚を、日本風にしたという印象。(iPad2のほうがあとから出てるのですが)

イーインク(電子ペーパー)とフレームの対比
 液晶画面のものは、液晶が真っ黒。そしてぴかっと明かりが入ってカラーになります。
biblioleafは、イーインクの地の色が白っぽいグレーなので、フレームの色とひと続きなんです。そこに墨色の文字が浮き出る。水墨画の世界と紙の本の融合したような印象です。うつくしい、という言葉が自然にわいてくるんです。


2.とにかく目にやさしい
 実はわかば、2007年にKindleが発売されたときからe-inkの電子書籍端末が欲しかったんです。目にやさしいというのは、ずっと聞いていましたし、液晶のものよりも電子ペーパーで読書すると思っていました。いろんな縁があって、いくつかの液晶のタブレットをへて、やっと電子ペーパーを使った端末を手に入れられるチャンスが来た、というのが正直なところです。この春、Kindleが日本上陸といわれています。Kindle以外だと、思い浮かぶのはSONYのリーダー位でしょうか。どちらも、今のわかばにはちょっと手の届かないクラスです。

で、さっそく帰りの電車で20分ほど夏目漱石の坊ちゃんを読みはじめましたが、

すごく楽です。目が楽、と脳が楽 と両方です。

電子ペーパーのやさしさとともに、側面のボタンでぱちぱちと文字の大きさが変えられるのも魅力です。


3.脳が楽とは?
白黒の世界、オフラインで読む、シンプルなデザイン、などいろいろな理由があると思いますが、とにかく、心が静まります。やさしい気持ちで文章と向き合える。座禅、禅の世界はこんな気持ちの先にあるのかな?と想像してしまうくらいの、内面の平和(インナーピース)を感じました。

カバーや本体がインテリア系とすると、ページは、とても上質な装丁の書籍のようです。不思議とするすると読めるのです。読む事に集中できる、ひきこまれる、と感じます。物語の世界に、自然にすーっと入っていけるんです。

わかばの読書用端末のGalaxyTabは、前のめりにがんがん進む感じ。ページもぱっとめくりたい。
BiblioLeafは、ぽちっとページめくりボタンをおすと、ふわっとページが切り替わります。SONYのリーダーよりも緩やかな動きのような気がします。そのぶん、目に違和感が少なかったです。おそいと感じる方もいるとおもいますが、1年前にリーダーを触ってみたときには、ページの切り替わりがちょっときりっとしすぎて酔いそうな印象がありました。ここはまた、比較する機会があると思います。


3.のような印象は、店頭で立ったまま1-2分触れてみたときには、まったく感じなかったものです。ふだん自分が本を読むのと同じような状況で触れてみることで、微細な変化も見えてくるのかもしれません。


*まとめ
全回の記事でも書きましたが、多くの期待をしてはいません。たとえ、電子書籍のストアの品揃えが良くなかったとしても、そこから購入をしないのであれば、あまり関係がないんです。本体の使い勝手は、相当良い物だと感じました。
このあとは、どこでどんな風にダウンロードし、読む時間を作りだすか、が課題となります。

青空文庫は、iphone4で挫折し、GalaxyTabでも、i文庫アプリはもっぱら自分の自炊本の置き場です。
今回のチャレンジが、3度目の正直となってくれることを切に願ってしまいます。

まだ、初日ということで、専用ペンの使い方もこれから、コンテンツのストアの使い勝手も、これから、という状況ですが、まずはこんなところです。