昨日発売の勝間和代さんの新刊、「まじめの罠」を読みました。
まあ、発売翌日にレビューをアップする、というあたりに管理人わかばの「まじめの罠」が見え隠れしていますが、ご容赦を。本の内容については、web書店の紹介文や、他の方のレビューをご参照下さい。


第一印象:
新書ですし、さらりと読めますが、エッセンスがぎゅっと凝縮されています。半年振りの書き下ろし。一文字一文字、丁寧につづられている印象を受けました。勝間さんの危惧されている「まじめの罠」がどういうもので、それを解決するために、どうしたらよいのか、などわかりやすく書かれています。買って損はないです。勝間さんの本は、どれもそうですけれどね。わかば、勝間さんの著作はずいぶん読ませていただいている上、サポートメールで年に365日(笑)、勝間さんの文章に触れています。話題のAmazonレビューとは、立ち位置が違います(コアなファンですが、ある意味やなヤツです)。完成度が高いなぁ、きっと良い編集者さんと組んだお仕事だろうな、と奥付を見ると、あら・・・。編集者さんのお名前が無い。残念なので、この記事でラブコールを送っておきます。素敵なご本をありがとうございます!


<わかば注目のポイント3選>

1.豊富なエピソード
光文社新書らしい、ちょっと固めの事例と日常エピソード、硬軟とりまぜた講演会のような、独自の小ネタがすごい。そう、読んでいると勝間さんの講演会にうかがったような気持ちになる本です。エピソードが「粘る」という意味では、これまでの最高傑作ですね。話題の幅、ちりばめ方、深さ、など、すごく練られている気がします。わかばの中では、エピソードが印象に残る本は、やればできる→自分をデフレ化しない方法→まじめの罠 という流れです。

 ☆特にツボだったキーワード。
  日本の携帯電話の生態系→このキーワードに出会えただけでも、読んでよかった!
  青信号の設定時間を間違えたために渋滞になる信号→これはなかなか思いつかない。通報した方、偉い!
  ひろゆき事件のあとのエピソード→勝間さんについて、ポジティブ&ネガティブコメントされる方、必読。
  バイク事故とグローブの関係→勇気ある公表に、拍手。勝間さんでなければできないことかと。


2.メディアとのつきあいかた
本書では、
「マスメディアからの情報 三分の一
ネットや書籍        三分の一
自分独自の情報源    三分の一」
とすすめておられます。  

わかばのベスト勝間本である「効率が10倍アップする新・知的生産術」(google化)には、インプットについて
「マスメディア情報を減らし、実体験、他者体験、良書を三大情報源とする」という一文があります。このキーワードを2011年版にバージョンアップされた印象を受けました。さくっと三つに分けているので、分量の目安がわかりやすいと感じました。自分独自の情報源といっても、キーマンやメンターとの人脈などというエベレスト級の難問ではないところが助かります。事例はぜひ本でご確認下さい。おそらく、この本の主要な読者なら、「ほう~~」と食いつく事例かと。わかばは、二番目のネットと書籍の分量が多すぎますね。


3.勝間塾のねらい
あとがきに、勝間さんが主宰されている「勝間塾」について紹介されています。

勝間塾
http://www.katsumaweb.com/modules/logical/index.php?content_id=5

本書では、勝間塾について

「与えられた枠内だけで考えていては物事は決して解くことができないということを、一緒に体感してもらうのです」

と書かれています。わかばは、塾生ではありませんが、勝間塾の方とも交流できるコミュニティーにアクセスしていますので、このあとがきは、興味深く読ませていただきました。勝間塾は、「まじめの罠」から一歩踏み出す、殻をやぶっていく場として作られていたとは。たしかに、縛りが少ないなぁというのは感じていました。また、塾生同士の交流を推奨しているのはもちろん、コミュニティー内からの提案にもどんどん応えておられます。自発的な動きをつぶさずに応援している雰囲気は、いつも感動です。



おまけ その1:
著者近影が、落ち着いた雰囲気で素敵です。タルボット。アメリカ式でサイズが豊富なので、日本上陸の頃、わかばもよく利用していました。帯写真もスタイリストさんや衣装協力がつくようになっているんですね。軽やかな白い服にハイジュエリー。良い意味でマダム。

タルボット
http://www.talbots.co.jp/index.html

グロッセ・ジャパン
http://www.grosse.jp/index.html


おまけ その2:
今回は、勝間コミュでAmazon予約のリンクがアップされていたので、珍しく発売前の予約をかけました。発売日前日には出荷メール。わかば宅は、 Amazonの倉庫から近いので、配達がプライム会員並みに早いんです。Amazon書籍を多く配達される佐川のお兄さんには、柔軟に対応していただく 位、覚えられてます(笑)。でも、今回は到着まで2日間かかりました。不思議に思って荷物の番号で追跡すると、大阪から日本郵便のメール便で届きました。 到着後に確認すると、発送人はいつもの市川の倉庫。う~ん、不思議です。予約したからでしょうかね。光文社さんの印刷をされている会社も調べてみたんです が、埼玉県なので手がかりなし。製本も、所在地は板橋。残念ながら、未解決事件とあいなりました。「到着が、予定よりも遅い」、とクレームをつけるのではなくて、面白がってみ る。こういう「頭の体操」的な探検を深めていくと、勝間さんが本書で提唱される「自分独自の情報源」につながっていくのかな、と思います。


おまけ その3:
本書で紹介されている、「運のいい人、悪い人」は、絶版となっていますが、来週 文庫で発売されるとのことです。

運のいい人の法則 (角川文庫 ワ)/リチャード・ワイズマン博士
¥740
Amazon.co.jp

まじめの罠 (光文社新書)/勝間和代
¥777
Amazon.co.jp