輪番停電(計画停電)、スタートしました。
早くも一週間から、4月いっぱいという情報も。長期体制を一日も早く作りたい状況です。

今回は、子ども編。
管理人わかばは、子どもにも出来る範囲で、チームに加わってほしいと思っています。

我が家のみどりは、この春小学生。
暖房や食事、入浴以外にも、
彼に楽しく自発的に節電に参加してもらう方法を考えてみました。今回の経験を、しっかり血や肉として、困難に創意工夫で打ち勝つ力を身につけ、次世代に語り継いでほしいからです。

彼が〈遊び〉で使う電気は、
テレビとエネループ電池。電池は、プラレールやトミカの装置で使っており、充電や本数の管理も任せています。



まずは、エネループ。

みどりは、小さい頃けがをしときに、CTスキャンを受けたことがあります。(大泣きでした(笑))。病院の大きな検査機械←いかにも電気を使いそう、ということで、引き合いに出してみました。

お風呂でくつろいでいるときに、話しかけてみました。

「ねえ、みどりが使っているエネループの電池なんだけど、一週間、次の赤い日(祝日)まで、充電をしないでいることは出来る?」「今満タンになっている電池はそのまま使ってもいいよ。でもね、動かなくなったら、しばらくその電池はお休みしてほしいの」

「どうして?」案の定みどりが聞いてきました。

「みどりは小さい頃、お怪我をしたとき、CTっていう大きな機械で頭の中にお怪我がないか調べてもらったでしょ」「今は電気がとても足りないの。発電所が壊れちゃったから」「エネループを充電するのも、病院で使う機械を動かすのもおんなじ電気を使うんだ」「地震で怪我をしたしたお友達をCTで調べてもらうための電気と、みどりがプラレールを動かすための電池に使う電気と…」

もう十分でした。

みどりは私の言葉を遮り、
「病院の機械だよ。当たり前」
と、はっきり断言しました。

わかばは、「ありがとう。みどりみたいな子どもが、何人かいれば、そのぶん、沢山の電気が、仙台や茨城、岩手で使えるの。」とだけ付け加えました。



テレビの方は簡単。
同じように
「みどりの見ているテレビとDVDを、合わせて一日1時間までにしてもらえるかな?」ときくと、
快諾です。

そのかわり、最近おやすみしていた、ボードゲームを夕食後に復活させることにしました。初日の昨日は、「ぴょんぴょん将棋」一番勝負。輪番停電の様子を気にしながらも、楽しいひとときを過ごしました。

みどりは、地震のショックで気持ちが弱っています。夜寝るときは、いつも以上に、わかばにからだをぴったりと付けた添い寝で眠ります。わかば自身も余震で不安な気持ちを抱えているので、子どものケアにも無理はしません。

親子で、日常生活を少しだけ変えて、ささやかな節電生活が、スタートしました。
目指せ、チームマイナス30%!

「追記」
東京の節電が、必ずしも東北に行くわけではなさそうです。この辺り、またわかりましたら記事をアップします。ただし、企業も個人も協力して節電をすれば、停電もしないですむわけです。
「追記ここまで」





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