今日は人がたくさん交差する光景が見られる喫茶店から。日が長くなってきたから、明るくて青空が見えて、オレンジの長い光線も、嬉しい。

 

ーー外は冷たい強風だけど、屋内はあったかくて幸せ。仕事では気を張っているけれど、なんなら外では始終気を張っているみたいだけど、家ではほっとして、自分の部屋で日記を書いたり、夫と話す時間はリラックスしているとガーミンが教えてくれて、一緒にいてリラックスする人ができたことに驚きと感謝を覚える。実家にいた頃、家は落ち着かない場所だった。親がよく喧嘩をしていて、不機嫌な父と火に油を注ぐ母と。体罰と暴言と不機嫌を父から、相手の気持ちを考えず常識を正論を吐く母と、お互いの不満を子供に向ける二人と。いつも逃げ場を探していた。庭に傘を重ねて、傘の家で過ごす時間は一人で楽しかったし、学校にも心落ち着ける場所は少なく、塾に行っていたのは新しい交友関係を築きたかったし勉強ができれば居場所があるのが塾だったから。親には塾の費用、学費、生活費、どこかに連れて行ってくれたりやってくれたこと全てに感謝しているし、これからもできることはやっていきたいと思っているけれど、実家に居場所がなかったのは確か。家族になったら、お互いが敵になって喧嘩ばかりする、そう思ってきたから、恋も愛も信じられず、付き合った人を試すようなことばかりした。人を大事にするということがわからなかった。情熱的な映画に出てくるドラマチックな恋愛が、男女の愛の全てだと思っていた。それ以外の世界を知らなかった。

 

だから、最初はそんなふうに夫とも接していたけれど、この人はやさしい人だとわかり、さらに、結婚するかどうか迷っていた時、もしどこかに閉じ込められたら誰と一緒にいたら良さそうかを考えた時に、夫は一緒にいていいかも、と思ったのだった。熱い情熱のような恋心や結婚したいという強い思いがあるかどうかはわからなかったけれど、閉じ込められた時に一緒にいたいと思える人が夫だった。やって行けそうと思ったのか、課題解決能力が高そうということなのかその両方なのかわからないが、そう思って結婚しようかなと。結婚するために一緒に暮らし始めて、相手が怒って冷たくなったことがあり、その時は本気で結婚するのはやめた方がいいと思ったけれど、話をして、これは嫌だ、と伝えて、それを尊重してくれているので現時点でうまく行っている。

 

ーー

外食だと、健康的な食事をとることが簡単ではないのはなぜだろう。糖質・脂質少なめで、良質なタンパク質と野菜きのこ海藻などビタミンミネラル抗酸化物質などが多い食事を提供しているお店って、それほど多くないような。イタリアンもパスタメインでタンパク質・野菜きのこは少量だったりして。コストの問題、人気が少ないのかな。台湾か香港かタイだったか、家庭料理風の毎日食べられる健康的な食事を外食でそれほど高くない価格でいただけたら嬉しいのだけどな。

 

あまり店がないので、今は健康的な食事で高すぎないものを食べたいときは家で作って食べることが多いかな。夫が料理上手なので、夫に作り方を教えてもらったり、作っているのを見聞きしながら、真似しておいしくて健康的なものを食べられるようになったこと、感謝してる。

 

ーー

好きなブロガーさんが、オールインクルーシブの宿を紹介していて、私たちも国内で行くなら、オールインクルーシブや滞在型リゾートみたいなキーワード検索で見つけたいねと話していた。いろいろな観光名所を巡るのも楽しいけれど、特に忙しい夫は、何もしない、をしたいねって。行ったバリでは、ブッフェの朝食とコーヒー(フラットホワイト!オージーが多いので笑)をゆっくり昼前まで食べて、海や美しい景色を眺めながらゆっくりして。夫は一息ついたらビーチ脇の道から街中まで走って出掛けて。私は朝イチにビーチを散策したり、日本から持参した分厚い本を読み進めて。普段だったら読み切らない分厚さ、内容の本だったので、旅行にぴったりの本でした。あの場所で、あの部屋で読んだんだなと思うと感慨深い。

体がそれほど強くないので、乗り物酔いしやすく、飛行機やタクシーに乗っている間と降りた後はしばらく気持ち悪かったり疲れていたりして、その場を楽しみにくいので、近場、国内で移動が少ないところもいいね、ということで国内にも目を向け始めました。夫はゆっくり過ごせて、やることに追われなくて、美味しい食事やランニングができて、仕事を忘れてリフレッシュできる時間を過ごせるのが本当に休んだ気がして嬉しいみたい。バリ島内を散策して、途中で見かけた昼寝中の野犬と青い空、白いパラソルの写真を待ち受けにしているあたり、楽しかったんだろうなと。そういう時間を一年に一回は取りたいな。忙しい人なので。

ーー

二日連続、地面を走ったら膝が腫れて痛むので、ジムのトレッドミルで走ることに。20分、と決めて走り切った。苦しくなってきたときに、道路ランだと歩き始めるタイミングかもしれないけど、この苦しいときに走り続けることで鍛えられる、トレーニングだ、と心に決めていたので、走り切って、最高心拍は最後の最後で165。最高心拍が164を超えることは普段ないので、ジムマシンだと追い込めるのかもしれない。

BDNFはどのような運動でも出るけれども、30−45分の中強度の運動が推奨されていたので(週に150時間とも)、徐々に30分の汗をかくレベルの運動ができるようになりたいな。朝4k走ると昼間に前向きに仕事に取り組めて、夜はぐっすり眠れることが多いので、朝の25分程度の運動が今の私にはちょうどいいのかもしれない。6時40分に家を出て6時50分から7時20分まで走りたいので、6時15分に起床しよう。それで間に合わなかったら少し時間を早めよう。

みつかさんの本を読んだら、無理すると心が疲れて続かないとの趣旨の言葉を見つけて、確かにそうだなと。初級である私は、まずは楽しむこと、がんばりすぎずに楽しい範囲で長くフォームを意識して走ること。70分走でもゆっくりなペースだから疲れない、とあって、ついついがんばりがちなので意識しよう。インターバルなどではがんばるけど、普段の練習ではキツくなりすぎない練習で気持ちよく走ろう。きついと怪我を引き起こすリスクが増えるので。今は怪我をしていることもあり、楽しく気持ちよく体の声を聞きながら走っていこう。

ーー

木下龍也さんの歌、印象に残ったもの

・はなびらはやさしい地雷 踏むたびに胸のあたりがわずかに痛い

・ひとりだと選んでしまう道があるだろうおまえの薄い胸にも

・たんぽぽに生まれ変わって繁栄のすべてを風に任せてみたい

・てのひらに雨を受ければかなしみをどれほど数えたかも忘れる

・前髪を耳にかければ母に似て明朝体のような横顔

・海馬にはおならを泡で見せ合った湯船が今も沈まずにある

・怒らせるという手段でしか人は神とつながることができない

・谷折りとなる一帯が四肢にありいずれも掻いて壊す夏の子

・食う者と食われる者をはっきりと隔てるために箸は置かれる

・視界から子は消えたのに父はまだ消えたあたりを見守っている

・読み終えてややふっくらとした本にあなたの日々が挟まれている

・生きなくちゃ 会う約束をしたために暗に生まれる会わない日々を

・また水に戻るまで他者としてグラスのなかでふれあう水