初めまして。

3男児のママで出産ドゥーラ、イギリス・ウェールズで田舎暮らしをしているホロウェイ朋子です。

 

ホロウェイ朋子ってどんな人?がわかる《ブログシリーズ》
私のこれまでのストーリー

 

 

 

こんにちは。

 

イギリス・ウェールズ在住

 

出産ドゥーラのホロウェイ朋子です。

 

 

 

ウェールズ語って知ってます?

 

 

 

うちの12,8,6歳の3人ボーイズ、

 

これまで色々な言語に触れてきました。

 

まずは3人が生まれ育った現地語の英語、夫は家では英語。

 

それから私の母国語である日本語。家では私はこれのみ。

 

タイに住んでいた時には、タイ語とマンダリン(中国語)が必修科目や日常生活で必要でした。

 

そしてウェールズに来てから、ウェールズ語も。

 

 

 

 

 

 

このウェールズ語って英語に訛りがある、というものではありません。

 

由来が異なる全く違う言語なんです。

 

こんな感じ↓ユーチューブからひっぱてきました~

 

 

 

 

日本語だとイギリスとも呼びますが、

 

英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)は

 

イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの4つから成り立っています。

 

 

 

私もここに来るまでよく知りませんでしたが、

 

ここ数年でウェールズでは

 

このウェールズならではの言語や文化を守ろうという動きが強くあったそうです。

 

そして私たちの住んでいる地域は特にそれが色濃いところ。

 

それもあって、学校ではウェールズ語が基本語だったり

 

ウェールズ語と英語のバイリンガルというところばかり。

 

 

 

実は大学の時、ハワイの文化復興運動について卒業論文を書いていて、

 

色々読んだ文献の中にそういえばウェールズの言語復興についも書いてあったなと思い出し、

 

実際にその地で生活している今もおもしろいなぁと思ったり。。。

 

 

 

ウェールズに来る前に住んでいたガーンジー島でも実はガーンジー語がありました。

 

でもそれを継承する人は本当に少なくなっていて、日常の中で意識することはなかったのですが、

 

ここウェールズでは、徹底してウェールズ語と英語のバイリンガルです。

 

道路の標識から、学校からのお手紙、ゴミ出しの分類の案内まで、

 

英語だけでなく、ウェールズ語バージョンも必ずついてきます。

 

 

 

 

 

 

小学校に通う次男と三男は・・・

 

 

 

そんな中で子供たちはというと・・・

 

三男は

 

自然と学校生活の中からウェールズ語を拾ってきます。

 

先月、ウェールズ語で色々なパフォーマンスをする

 

Eisteddfod(エステズヴォッドみたいに発音します)という日があったのですが、

 

意外にも三男もウェールズ語のみで数曲歌を歌えるようになっていてびっくりでした。

 

 

 

こちらでは3月の母の日に作ってくれたものもウェールズ語で頑張って書いてました。

 

 

 

次男は、ちょうど4か月程、地元政府の計らいでこの時期に新しくウェールズの学校に入って来た子向けの

 

ウェールズ語インテンシブコースに行っていました。

 

本当は三男の一緒の小学校なんだけれど、この期間だけ別の村にある学校で

 

ウェールズ語の習得にフォーカスした勉強をしていました。

 

この年齢、羨ましいくらいに脳みそがスポンジです。

 

実はタイ語に関してもうちのエースだった当時5歳のこの次男。

 

ウェールズ語もまた彼がまず習得してきました。

 

舌が長めの次男は特に発音が上手いらしい笑

 

 

 

ウェールズ語の発音って難しいんです。

 

CHはのどを鳴らすように発音するし、

 

Rは巻き舌。

 

LLは奥歯の隙間に空気を送るように発音する。。。これ難しいー!

 

練習すると口の中が疲れますチーン

 

 

 

そんな発音も正確に習得してきて、

 

近所の人や先生とウェールズ語で会話できるようになっていて、

 

読み書きもできるようになっていました。

 

我が家でも私たち親の先生として、

 

私も次男に発音や読み方を彼の教科書を借りながら細々と勉強しています。

 

 

 

 

 

 

中学校に通う長男は・・・

 

 

 

中学校に通う長男はというと・・・

 

「もうこれ以上他の言語を習うのはいや」だそう。

 

でも彼の行く学校もバイリンガルで、

 

ウェールズ語の科目も多めにあるようです。

 

ぶつぶつ文句言ってますが、

 

私が次男にウェールズ語を教わっていると、

 

長男もたまに入ってきて、聞いていると彼も多少なりともピックアップしているよう。

 

 

 

実は、長男によると、

 

新入りでウェールズ語がほとんどわからない彼と彼の友人に、

 

先生は丁寧には教えてくれていないよう笑い泣き

 

とにかくついてきなさい、みたいな感じらしい。

 

ウェールズ語でスピーチをしなくちゃだったり、

 

先生の聞く質問がわからなかったり・・・だそうなんですが、

 

グーグルなどを駆使して、なんとか課題をその友人と共にこなしているよう。

 

私は、これはこれで、サバイバルスキルをつける授業でいいんじゃない!?と思っています。

 

これもスキル!笑

 

 

 

長男もなんだかんだ文句言いながらも得ているものや

 

その友人と励まし合っている友情を深めているのも

 

またこれはこれでいいようです。

 

 

 

 

 

 

我が家が大切にしているところ

 

 

 

そんな感じで転々としてきたおかげで色々な言語に触れる機会に恵まれていますが、

 

私も夫も、この新しい言語に触れる機会を

 

それを習得して将来に使って!というよりは、

 

(タイ語もマンダリンも表面上はほぼ忘れているし・・・)

 

脳みそモミモミ柔らかくしてもらう機会と捉えて、

 

とにかく色々な言語に触れることを大歓迎しています。

 

 

 

 

 

 

言語としてだけよりも

 

実は言語を通してその文化に触れて何か感じるものがあることの方を期待しています。

 

我が家のように親の言語が異なる家族も今や大勢いるし、

 

世界には本当にたくさんの人種がいて(そもそも人種という言葉も不自然ですよね)

 

色々な文化や背景、考え方を持つ人がいて

 

ほんっとうに多様性に溢れている。それがこの世界、地球。

 

それを小さいうちから肌で感じることを一番大切にしたいと思っています。

 

結局は、どの人種か、文化か、ではなくて、

 

もともと個人が異なった存在であるということに繋がっていくんですよね。

 

 

 

そんなことを、この新たな地で新たな言語に触れながら思う最近です。

 

ウェールズ語で日常会話、できればドゥーラサポートまでできるよう、私も頑張りますっ!

 

 

 

 

 

 

ライブのお知らせ

 

 

 

そんな我が家のマルチリンガル事情にも関連して、

 

今度こんなライブを言語教育のプロとします↓

 

 

 

『マルチリンガル子育てと妊娠・赤ちゃん期』

 

パートナーと第一言語が違ったり、 出産する地が自分の母国と異なっていたり、 

 

マルチリンガルに 子育てをする・しているお母さんたちは 今や多くいますよね。 

 

私もこれまでイギリス・タイ・ガーンジー島で出産・子育てしていく中で

 

たくさん悩みもがいてきました。 

 

 

 

オーストラリアの大学とオンラインで 日本語を教えているエメリー真美さんと 

 

タイの大学と補習校で 日本語を教えているかわいゆきこさん

 

日本語教育のプロの お二人をお招きして 

 

妊娠・赤ちゃん期からマルチリンガル子育てのためにできること 

 

についてお話を伺います。 

 

 

 

4月6日(水) 日本時間18~18時半頃 

 

承認制のFBグループ 

 

(安心・安全の場を作るために参加の際にはいくつか質問をさせていただいていますが、いつでもご参加大歓迎!) 

 

Mothering the mother 海外でも自分らしいお産をするコミュニティ 

 

https://www.facebook.com/groups/508790297138288/ 

 

での配信となります。

お時間合う方、ぜひライブでご参加くださいね! 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

 

今日という日が一つでも多くの笑顔に溢れる日でありますように。

 

 


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