初めまして。

イギリス・ウェールズ在住、3男児のママで出産ドゥーラのホロウェイ朋子です。

 

ホロウェイ朋子ってどんな人?がわかる《ブログシリーズ》
私のこれまでのストーリー

 


 

こんにちは。

 

イギリス・ウェールズの田舎在住で出産ドゥーラのホロウェイ朋子です。


 

 

ガーンジー島からウェールズ地方へ引っ越してきて3週間程。

 

子供たちの夏休みも終わり、新しい学校での生活が始まっています。

 

 

 

引越しや送り迎えの問題で直前まで学校が決まらなく、

 

三男のホームスクーリングの可能性が出ていたのですが、

 

直前ギリギリではあったけれど、

 

3人共無事に新学期初日に学校に通い始めました。

 

 

 

 

 

 

これぞ田舎な小学校!

 

 

 

8歳次男と5歳三男の通う小学校は、

 

ザ・過疎地な小学校。

 

これまで1学年で2-3クラス、1クラスに20人はいる学校に通っていましたが、

 

ここはなんと、低学年で1クラス、高学年で1クラス。

 

異なる学年が混ざるクラスで、その人数も1クラス20人もいないくらい。

 

 

 

これ、私にとっても初体験。

 

元小学校の先生である夫の経験談からも、

 

学年が混ざっているクラスというのは、

 

年齢や発達が異なっているからこその助け合いや学び合いがあることを聞いていて、

 

そういう学校に通わせてみたいと思っていたので、

 

これもおもしろそう!とちょっとワクワク。

 

 

 

校舎もちょっと古びた感じなんですが、

 

クラスや校庭から海が見えるというのがいい。

 

校長先生も考えが合いそうな感じ。

 

 

 

次男は社交性がある子で、

 

これまでの転校や引越しを通しても

 

すぐに友達を作って馴染んでいたというのもあり、

 

ここでも初日から色々な年齢の子と友達になっていました。すごいなぁ。

 

 

 

三男は、慣れない環境では恥ずかしがり屋な性格ですが、(家ではまるで王様のようなんだけど笑)

 

クラスは違うけれど次男と一緒の学校というのもあり、

 

時に次男たちの遊ぶ中に入れてもらったりしているよう。

 

お迎えに行ってどうだったか聞くと「Good!」と言うので、楽しんでいるようです。

 

 

 

 

 

 

長男の「僕行かない」

 

 

 

次男三男の転校は、

 

本人なりに大きな山ではあるだろうけれど、まぁ大丈夫だろうと親としても思っていました。

 

難しいだろうなと思っていたのは、

 

こちらの中学校で2年生での転校となる12歳の長男。

 

引越しを決めた時から、ここが一番の難関になるだろうことは覚悟していました。

 

 

 

長男の新しい中学校は、

 

次男三男の学校のある村とは逆方向のこの近辺では大きめの町にあり、

 

この辺りの村や町の子供たちが皆通う大きめの学校。

 

なので校舎も学校の人数も、ガーンジー島で通っていた学校の2/3はあるよう。

 

 

 

日本じゃないのでよくあることだと思いますが、

 

色々な手続きがちゃんとしていない(笑)

 

制服やクラス、ランチのことなどわからないことだらけ。

 

それでも、どういうことを期待しておいたらいいのか、わかっている方が安心する長男の性格に合わせて、

 

半ば無理矢理初日の前に学校を訪れ、できる限りの準備はしました。

 

 

 

 

 

 

そして学校初日。

 

3人共慣れるまではバスではなく車で送ることを決めていたのですが、

 

学校の駐車場に着いたら、

 

目に涙を溜めて「僕行かない」。

 

 

 

そうだよねぇ。

 

これまでも、自分一人で習い事とか新たな環境に飛び込んでいくのがとにかく嫌いな子だったから、

 

当たり前の反応だよね。

 

前夜から「ガーンジー島に戻りたい」と言って泣いていたし。。。

 

彼がこう言い出すと聞かないのはわかっていたので、

 

初日はお休み。

 

 

 

 

 

 

彼の選ぶ道

 

 

 

この日は、引越しお疲れ様!と自営業これから頑張りましょう!というので、

 

夫と海沿いデートをすることを決めていたのですが、

 

長男も一緒の3人デートに。

 

海のそばで壮大な景色を眺めながらのクリフウォークで、

 

私たちも長男もそれぞれの気持ちを話したり、

 

時に距離を置いて歩き自分の中で思いを消化したり、

 

自然の中という助けもあって、

 

素直にゆったりと会話をすることができました。

 

 

 

 

 

 

長男は、バンコクからガーンジー島に引越してきた時の小学校5年生での転校で、

 

数週間のうちに友達もできて今では大の仲良しグループがいるのですが、

 

馴染むまでが大変だったことや何夜も泣いていたことを私も見てきました。

 

あの時のあの大変さをもう経験したくない。だからホームスクーリングする!

 

というのが彼の意見。

 

 

 

ホームスクーリングについて、周りのしている人から聞いて、

 

ホームスクーリングならではの大変さや孤独感、

 

進む方向によっては経済的にももっとお金がかかること、

 

それらを乗り越えていかなければならないこと、その覚悟が必要なことを長男とも話し、

 

それでもホームスクーリングしたいというのなら、私たち親はそれを応援するしかない。

 

そう私たちの心も方向がはっきりしてきました。

 

 

 

本人の人生だから、12歳というそれなりに自分で選択できる歳でもあるし、

 

情報を集め自分でそう決断をするのだとしたら、

 

親としてはその決断を応援していくことしかできない、

 

それが私たちの考えでした。

 

なので帰宅したら、ここでホームスクーリングをすることに関して、

 

地方政府や、ホームスクーリングをしている親や子供たちのコミュニティなど様々な方向から、

 

まずは自分で調べ始める、ということになったのでした。

 

 

 

 

 

 

帰宅して、お昼を食べて早速リサーチする長男。

 

自分の選択ということもありかなり真剣に調べていたようでしたが、

 

調べ始めて1時間もしないうちに

 

「やっぱりホームスクーリングしない。僕にはできない。学校に行く。」

 

と言い出したのでした。

 

どういうところかできないと思ったのか、何かできるようにする道はないか、

 

夫も私もそこから模索しようとしたのですが、

 

今度はホームスクーリングしないと決めるとこちらの言うことは聞かない長男。

 

なので詳しい理由はわかりませんが、

 

本人の意思は固まった様子。

 

 

 

初日は休んだけれど、それで自分の選択肢を見つめ直す機会となったので

 

意味ある道のりだったなと思ったのでした。

 

 

 

が、まだまだここから困難は続きました。

 

長くなってしまったので、続きはまた書きます。

 

 

 




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