初めまして。

イギリス・ウェールズ在住、3男児のママで出産ドゥーラのホロウェイ朋子です。

 

ホロウェイ朋子ってどんな人?がわかる《ブログシリーズ》
私のこれまでのストーリー

 

 
 

こんにちは。

 

イギリス・ウェールズの田舎在住で出産ドゥーラのホロウェイ朋子です。

 

グレー、グレー、グレーの続く新天地西ウェールズで、

 

ガーンジー島へのホームシックもあり、すっかり落ちていたのですが(そのブログはこちら)、

 

その落ち込みをしっかり感じ切った後、

 

私には欠かせない2つのことのおかげで少しずつ上昇してきました。

 

 

 

 

 

 

こんなに温かいコミュニティがこの時代にあったんだ!

 

 

 

私たちの新居は、村というか、十字路を中心に集落ができていったようなところ。

 

以前は学校もお店もあったそうですが、今は家々があるだけ。

 

一番近くのお店などがある町までは車で10分弱。

 

人込みや都会が好きではない私たちがまさに望んでいたような場所。

 

 

 

私たちが到着した日、

 

事前に最低限のものは揃えておこうとアマゾンでオーダーしたものがあって、

 

到着する日の後に届くように設定したのですが、

 

私たちが着くよりも先に何箱も届いてしまっていたんです。

 

そうしたらお隣のおじいちゃんおばあちゃんが預かっていてくれて、

 

嫌な顔一つせず小包をたくさん持って挨拶をしに来てくれました。

 

郵便屋さんも先に届いてしまった小包の数々に心配していて、

 

近所の人たちでいくつかは新居の物置に入れたり預かったりと

 

既に問題解決をしてくれていたのでした。

 

 

 

しかもこの郵便屋さんは私たちより少し若いかなくらいのお兄さんなのですが、

 

何か困ったことがあったらいつでも連絡してと携帯番号を教えてくれたり、

 

「この村へようこそ」というカードまでくれるという

 

これまで会ったことがないほどフレンドリーな郵便屋さん。

 

 

 

この村のコミュニティーセンターを管理しているおじちゃんも、

 

到着翌日には、

 

ここから一番近い店、郵便局、クリニック、などなど必要な情報をまとめた

 

「ウェルカムパック」を持って我が家に来てくれたり。

 

 

 

数日後には、斜め裏のお家のご夫婦が結婚50周年記念のパーティーをすると、

 

来たばかりの私たちまで招いてくれて、

 

その場でたくさんのこの村の人達に会うこともできました。

 

若い人は少ないだろうなと思って来たところではあるのですが、

 

やっぱりこの村のほとんどは私の父の世代に近い人たちが多い。

 

でも、このパーティーで出会ったおじいちゃんおばあちゃんたち、

 

とっても素敵なエネルギーを放っている人ばかり。

 

好きでこの美しい村に住み、人生を楽しんでいる!

 

ひたすらにそれを感じる人たちとの出会いに、

 

世代は違っても共感するところが多くありました。

 

子供たちもそのパーティーで、同じ村ではないけれど近くに住む子供に会い、

 

意気投合した様子。

 

 

 

 

 

 

他にも、車検のなかったガーンジー島から来て車検を受けたら、

 

「あれもこれも直さないとならない」と近くの町のガレージでは言われたのですが、

 

その修理をしてもらおうと思って立ち寄った、

 

ウェルカムパックに載っていたこの村の元ガレージのようなところで会ったおじちゃんが、

 

リタイヤしているんだけれどチェックしてあげるよと時間を作って見てくれて、

 

その車検結果はきっとそのガレージのビジネス的に言われていただけで、

 

直す必要がないことも教えてくれました。

 

その上、「薪が必要な時にはここに行って私の名前を言ったら安く買えるよ」

 

と他の役立ち情報まで教えてくれました。

 

(我が家は念願の使える暖炉付きの家なのでこれから薪が欠かせません。)

 

 

 

人から人へとどんどん繋がっていく。

 

 

 

他にも近所のおじいちゃんが鶏の卵をシェアしてくれたり、

 

アーティストのおじちゃんは自分の出版した本をプレゼントしてくれたり、

 

そうやって我が家に寄ってくれた時に、

 

我が家のキッチンでお茶とおしゃべりの時間が始まる。

 

これがたまらなく新鮮で好きな時間です。

 

世代は違うのに、同じような場所を好んで住んでいるだけあって

 

共通する価値観や世界観があってか、お互いに興味を持ち始まる会話がおもしろい。

 

イギリス人の夫いはく、

 

夫が子供の時にも経験することができなかったくらい古いイギリスのコミュニティみたいだそう。

 

ウェールズの人たちはフレンドリーだと、外からウェールズにやってきた人たちは口を揃えて言います。

 

 

 

前住んでいた人の置き土産で畑で獲れたジャガイモ。もちろんこれも近所の人たちに分けたり。

 

 

 

この村の人たちは、ここのコミュニティは本当にいいよ!と皆言うのですが、

 

私たちは夫がこの物件をほんの15分見に来て買うのを決めたわけで、

 

もちろんその時にどんなコミュニティ・村なのかなんて知る由もなかったんです。

 

なのに、こんな素敵なコミュニティが待っていたなんて。

 

もしかしたら、夫がピンと来た感覚には、

 

この家の前の持ち主のご夫婦から放たれるエネルギー、

 

つまりはこのコミュニティで培われたエネルギーもあったのかな。

 

 

 

こんなに温かいコミュニティがこの時代に存在していたんだ!

 

とびっくりするような面でもありました。

 

様々なものがオンライン化が進んでいる今。

 

その恩恵を私たちも受けているし有難いのは確かですが、

 

そんな時代だからこそ、実際に人と人と会い触れる繋がりの大切さも身をもって感じています。

 

 

 

 

 

 

海だけでなく山も川も森も

 

 

 

到着して1週間弱雨の続いた西ウェールズでしたが、

 

それによる落ち込みは天気と気分の相乗効果だったというか。

 

ちょうど同じ時期ガーンジー島の天気もそれまでの晴天から曇り・雨続きになっていたよう。

 

というか宣伝では晴天でターコイズの海のリゾート地ガーンジー島も、

 

思えば冬はグレー続きだったんだけれど、

 

ホームシックを感じていたから、余計にここがグレーに感じていたところもあったのかな。

 

 

 

1週間近くして、ようやくお日様がたくさん見えるようになってきました。

 

そうしたらこの場所の美しいこと!

 

この間のパーティーで海で泳ぐ人とも出会い、お勧めのビーチをいくつも教えてもらいました。

 

そうしたら大好きな青の海と無事に再会することもでき、

 

それに加えて、山々の続く田園風景もある。

 

毎日家の段ボール箱だらけの家を整理しながらも、

 

自然の中を散策する時間も欠かさずにとっていたので、

 

徐々に、お気に入りのビーチも見つけ、

 

そこに続く田舎道はガーンジー島の風景と似たものを感じるところもありました。

 

 

 

 

 

 

そしてここは海だけでなく、森があったり、川があったり、滝もあったり、

 

3年ぶりにあたらしく広がる風景がとても新鮮。

 

今は夏休み中で観光シーズンというのもあり、

 

正直ビーチが30もあって込むことがほとんどなかったガーンジー島に比べると、

 

人は多い。

 

でもそれでも観光客の少ないビーチがあったり、朝人が来る前に泳ぎに行ったりと、

 

それなりに対応策ができるようになってくるとこれでも大丈夫。

 

そしてオフシーズンが楽しみ!

 

 

 

 

 

 

新しい冒険の始まり

 

 

 

引越しから2週間近くたって、

 

やっと家の中の段ボール箱もスーツケースも片付き、

 

やっと我が家らしく馴染んできました。

 

洗濯物は乾燥機がもうすぐ到着予定なので、雨の日でもなんとかなるかな。

 

お気に入りスポットもできてきて、

 

子供たちもなんだかんだとあったけれど、それぞれにお気に入りスペースを見つけているよう。

 

 

 

 

 

 

引越して1週目とは全然違う心の状態となり、

 

むしろこのアップダウンにぐったりするくらいでもあるんだけれど、

 

こんなにも日の光が大切だったことも思い出させてもらった時でもありました。

 

そして、自分の視点次第なんだよね。

 

ガーンジー島の景色を持った眼鏡を通して、全てネガティブに見えてしまっていたのかな。

 

少しずつ、この地に足がついてきて、

 

その違いを受け入れ、その中にも自分の居心地の良いところを見つけることができているみたい。

 

 

 

そして、ふと気づいたんです。

 

夫が作った新天地探しのビジョンボードには、

 

家のそばに森と川があったのですが、

 

夫が物件を見に来た時には気づかなかったのですが、

 

家の坂の下に川が流れ、また古代からあるらしい森も広がっている。

 

私が作ったビジョンボードの風景が、

 

車を走らせて数分で広がる海の見える景色と似ている。

 

私たちビジョンボードの景色の中にいたんです!

 

やっぱりここは運命の家だった~!

 

 

 

 

 

 

そして、

 

色々なことがオンライン化が進んでいる今だけれど、

 

この移住を経ても感じるのは、

 

人との繋がりとか自然との繋がりとか、

 

実際に肌で感じることの大切さ。

 

それは私たちにとっては絶対に欠かせないもの。

 

それを肌で感じているからこそ、

 

この人との繋がりや自然との繋がりを体感できるようなリトリートをこの地で作っていきたい、

 

と夫と考え始めてもいます。

 

 

 

 

 

 

ガーンジー島で車の中で聞いていた曲、

 

気分が落ちていた時には涙が止まらなくなってしまうので聞けなかったのですが、

 

最近はまた同じようにまたそれ以上にワクワクした気持ちで聞けています。

 

でもね、まだやっぱりそれを聴くと恋しく思う気持ちがあります。

 

ガーンジー島での日常の風景を思い出すと心がキューっとする。

 

でもきっとこれはずっと続くものなのかなと思うし、きっとそれでいいんだと思います。

 

長男とも話していたんだけれど、

 

ノーリッチで7年住んだ家も、バンコクのコンドミニアムも、ガーンジー島の海が見える家も

 

それぞれが私たちにとっては大切な「我が家」の一部。

 

それは消えないし変わらない事実。

 

 

 

 

 

 

きっとこれからもこの間のようなグレー続きな天気はやってきます。

 

でも、全てのものには始まりがあれば終わりがあるわけで、

 

必ず循環していく。

 

それを知っているから、それをしっかりと思い出したから、きっと大丈夫かな。

 

グレーな秋冬も、家の暖炉がとっても素敵なので、

 

家族でぬくぬくするのもとても楽しみ。

 

 

 

 

 

 

結局、海外に出て再びイギリスに戻ってきたわけではあるんだけれど、

 

きっと今感じていることや見ていることは、

 

その海外での時がなかったら、全然違ったものに見えているんだと思います。

 

だから、バンコクに住んだことも、ガーンジー島に住んだことも、

 

全て通るべきして通ったジャーニーだったようです。

 

 

 

地図といえば携帯で確認する人が多い時代かもしれませんが、

 

私が好きなのは紙の地図!

 

ここ近辺の地図も買い、これから探索していきたいところがたっくさん。

 

人との繋がりも始まってきて、心が若干追いついていかないくらいの追い風の流れの中にいます。

 

新天地での冒険の始まりです。

 


 

 

 


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