住まい方は生き方である

住まい方は生き方である

常日頃「住まい方は生き方である」なぁ・・・と考えている
鹿児島県伊佐市在住の一級建築士のオヤジが何かしらつぶやいているブログ

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針葉樹は名前に『針』という文字が入っているので、なんとなくではありますが、『尖った』とか『固い』というイメージを持っている方も多いかもしれません。


また、広い葉っぱというイメージで広葉樹のほうが柔らかいと漠然と思っている方もいらっしゃるかもしれません。


実は一般的に針葉樹が柔らかく、広葉樹が固い。


広葉樹でできた固い床は靴を履いたまま生活に馴染みます。


針葉樹でできた床は日本のように素足で生活する文化に馴染みます。


弊社が床材に使うもみの木(商品名フォレストキング)も針葉樹です。


丁寧に天然乾燥されたもみの木を柾目に製材して、それをさらに
『浮造り』という加工をしています。


少しおさらいをしますと、柾目材は硬い冬目と柔らかい夏目がほぼ平行に並んでいます。


その柔らかい夏目をあらかじめすこし削っておいて、傷がつきにくいように加工をしたものが浮造り加工です。


浮造り加工をすると、足に適度な刺激があり、素足で歩くととても心地よいです。


スリップしないので安全性も向上します。


固い床、ウレタン塗装の床で犬が足を滑らせてカクカク空回りする姿を見たことがある人も多いかと思います。


滑るからこそ爪をたてようとするので、かえって床の表面にうっすらとついたひっかき傷が目立ちます。


その点、浮造り加工された床材は、グリップかきき、爪をたてる必要もないので、爪の傷が目立ちません。


また、ペットの腰を傷めることもありません。


浮造り加工された床は人にもペットにも優しい床材です。


後々家づくりで後悔しないために、もみの木の床材『フォレストキング』の名前は覚えておいたほうがいいですね。


後悔しない家づくり
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健康な住まい造りの会・九州、樅の木の家の総会に出席してきました。



九州圏内で樅の木を使い、快適に暮らせる家を造る工務店、設計事務所の集まりです。



会員同士、最近の動向や抱負を発表しました。



刺激的なのは、儲け話をするわけでもなく、また知り得た技術や工法を自分だけの秘密にするわけでもなく、どうしたらお客様の為にもっと良い家が作れるのか、情報共有して、切磋琢磨する会であることです。



今回は、今後販売されるであろう製品、グッズの試作品の紹介もありました。



おもしろいのは、すべて木製なのにバネのようなクッション性の座面を持つ椅子です。


また、樅の木とそうでない2種類の座面の椅子を座り比べてみたところ明らかに冷たい、冷たくないがズボン越しに体感できたことは非常に興味深いことです。



クッション性があり、冷たくない、樅の木の椅子。


コレがあれば、椅子に布製のクッションがいらなくなり、ダニのすみかがまたひとつなくなりそうです。



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木をふんだんに使った家なのに、結露がなくならない!!
という方がいらっしゃいます。


『馬鹿とハサミは使い様』と同様
『柾目と板目も使い様』だからです。

柾目と板目、どちらも木目のことですが、どこがどう違うのかというのは、意外とプロでも知らなかったりします。

以前、リフォーム番組で「〇〇の匠」と紹介された"建築家"さんとお話したときも板目と柾目を区別できなかった方がいました。
プロなのに「なんということでしょう!!」な気分です。

さて、そんなプロでもよくわかってない人がいる板目・柾目、
どちらも同じ丸太から製材されますが製材の仕方で、
木目が全く違うのはもちろん、機能もちがうのです。

まず、柾目ですが、硬い冬目と柔らかい夏目がほぼ平行、均等に並んでいる木目です。見た目も整ってきれいです。
柾目材は調湿性能に優れています。

その調湿効果が高いことを利用して、高級な『おひつ』などを作るときに使われます。
おひつは、炊いたばかりのご飯を保存しておくものです。
炊き立てごはんを入れた時には、その過度の湿気を吸い取り、やがてごはんが乾いてくると、木目に蓄えた湿気をおひつ内に戻してごはんの乾燥を防ぎます。
かまぼこの底の板も柾目です。

次に板目ですが、年輪が平行でなく、山型やなタケノコ型にみえる木目です。防水性能に優れています。
板目は防水性能に優れていることから、『樽』や『桶』を作るときに使われます。ウイスキーの貯蔵樽もそうですし、みそ・しょうゆを作るときの樽もすべて板目材。
外壁に木を使うときには板目材。

湿度調整には柾目、防水には板目と覚えておくといいでしょう。

いくら板目材の板を内装材に使っても
期待するほど湿度調整はしてくれません。

俺の家は木をふんだんに使ってるのに、結露がとまらないぞ!!という方は、
一度ご自分のお宅に使われている板材が板目か柾目か観察してみてください。

いや、後悔したくないなら観察しない方がいいかもしれません(笑)

結露のない快適な空気環境をつくりたいなら、室内には湿度調整機能にすぐれた柾目の材料を使わなければなりません。

リフォームとリノベーション

最近リフォームと同様に「リノベーション」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

見た目にはリフォームもリノベーションも大差ないのですが、
結果としては大きな違いがあります。

まず、リフォームですが、これは簡単にいうと「原状回復」です。

例えば、傷んだ外壁の塗り直し、床の張替、キッチンなどの水廻り商品の取替、壁紙の張替などです。

マンションなどの空き部屋や店舗を大規模改修・用途変更をすることもリノベーションと言ったりはしますが、一般の住宅に関してリノベーションといえば、「現在の状況より、性能をよくしたり、価値を高めること」です。

具体的には、耐久性や耐震性を高めるための壁の改修、家族が増えたから間仕切りをなくして、広々としたリビングダイニングキッチンにしたりとか、家の断熱性能を高める改修をしたりすることです。


リフォームが「マイナス」のものを「ゼロ」の状態に戻す「機能回復」なのに対して

リノベーションは「+α」の「機能向上」といったところでしょうか。


まず、快適に住まうために考えなければならないのは「家の断熱性能を高める改修」です。

家のどこにいても快適であること。ヒートショックを起こさないで健康ですごせること。

その為にはまず、断熱改修です。

健康でなければすべて台無しですからね。


その為に、壁の断熱は当然のこと、外部に熱が逃げやすい開口部の処理をどうするか?

今は、アルミサッシの性能も良くなっています。

2枚以上のガラスを使用している複層ガラスはガラスとガラスの間に空気層を挟み、熱の移動を抑える仕組みになっています。

また、ガラスじたいに特殊金属膜を張って遮熱性、断熱性を高めた「Low-Eガラス」は皆さんも聞かれたことがあるかもしれません。

こういったガラスを使ったサッシで開口部を改修する。

また、古いシングルガラスのサッシが入っている場合、開口部を壊さず、内側にもうひとつ建具を入れて断熱性能を高める方法もあります。これは原則一日で現場作業が終わるので手軽にできるリノベーションと言えます。

長期でみると、改修にかかわるイニシャルコストも暖房冷房費のイニシャルコスト削減で回収できそうです。

快適に過ごせて、日々の出費を抑える。
これが住宅における賢いリノベーションだと思います。



壁の遮熱リフォームについてはこちら
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弊社が内装材に使用する樅の木。

床材はフォレストキング。

壁・天井材はユングフラウという商品名です。

そのすべてが、宮崎県小林市にある製材所と加工場で天然乾燥されています。

天然乾燥とは、重油や廃材を焚いた機械により短時間で一気に乾燥させる機会乾燥とは違い、太陽光、自然風により、少しずつ丁寧に乾燥させる、手間ひまのかかる方法です。

なぜ、そんな手間ひまかかる材料を内装材として使うのか?

その理由を知っていると知らないとでは、家を建ててしまってから後悔することになります。



高温で熱処理されると木材は、細胞内に含まれる精油(フィトンチッド)を揮発させてしまい、
細胞が不活性になります。
わかりやすく言えば、細胞が死んでしまっている。

細胞が不活性ということは、余計な収縮がないので、構造材としては、狂いがありません。
ですから、構造材としては使用してもいいと思います。

しかし、内装材として使用した時には室内の湿度をコントロールできませんし、室内の匂いも分解できません。

一方、天然乾燥された木材の細胞内には精油がたっぷり残って細胞も活性していますので、
室内を程よく調湿してくれます。
また精油によるアミノ酸分解により、室内の匂いも気にならなくなります。


乾燥の種類によって、使う部位を分ける。
これも適材適所の一例かもしれません。




天然乾燥もみの木の秘密
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