Jewels in the garden.
目的地は「アール・ブリュット/交差する魂」展が開催中の
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA。
3月頃にNHK新日曜美術館で特集を見て、どうしても実際に行って見てみたかった。
製作中の彼らのまなざしや表情がすごくよくて。
ただただそれがしたくてたまらないだけの顔。
何のてらいも、ためらいもない。
実際に見ると、作者の息遣いがありありと感じられ、すごいエネルギーを持って迫ってくる。
作品のどれもが、まっすぐで、ひたむきで、驚くほど緻密。
個人的には辻勇二氏の描く、空想都市の鳥瞰図がとてもいいと思った。
番組を見たときから気になってはいたけれど、
線の歪みや物体のデフォルメのしかたがとても心地よくて、
うっとりと見とれてしまう。
それと、坂上チユキ氏の作品。
番組の中でも田口ランディ氏が「これは実際に見て欲しい」と強く語っていた通り、
呆然と作品の前に立ち尽くしてしまうほかないような凄みがあった。
NO-MAを後にし、街中をぶらぶら。
「尾賀商店 」という古い建物をつかった店を覗く。
個性的な店が集まってつくった、新しくて懐かしい店。
置いてあるものや、そこにいる人たちの感じがとても良かった。
展覧会の第2会場、旧吉田邸を見たあとは、
日牟禮八幡宮を参拝し、クラブハリエのバウムクーヘンを買いに。
何度か頂いて食べたことはあったけど、
当日が賞味期限の焼きたてバウムは初めて。
少し並んで購入。やばいくらいにおいしそう。
併設のカフェにはガーデンがつくられ、とても綺麗に手入れされていて、
なかでもきらきらの石飾りは夕方の光を受けてとても美しかった。
そのほか、八幡堀沿いを散歩したり、佇んだりしてすごし、
とてもリラックスした休日だった。
でも近江八幡はまだまだ面白そうなところがありそう。
またいずれゆっくり尋ねてみたい。
