春の遠足 前編
土曜日、東京出張のついでに国立新美術館
に寄ってきた。
黒川紀章氏が設計した建築はスケールが大きかった。明るくて気持ちの良い空間。
展覧会は「アーティストファイル2008 ――現代の作家たち」を見た。
国内外のアーティストが参加していたけど、
個人的にはヘルシンキ出身のエリナ・プロテルスというひとの写真がとてもよかった。
なんだか懐かしいような、遠い世界のような、現実ではないような、
淡い世界のどれもがひどく美しくて。
地下にある「スーベニアフロムトーキョー」も品揃えが豊富で楽しかった。
ユトレヒト から野川かさね氏が出版した写真集「山と鹿」のコーナーもあり、
写真集とTシャツを購入。
そのほか、みやげ物も面白くて色々と買った。
そんなこんなで、本来の目的地へ向かい、シンポジウムに参加。
色んな人と話をした後、今度は帰りの新幹線までにちょっと恵比寿へ。
前から行きたかった骨董屋「アンティークス タミゼ 」を覗く。
どれもがとても大切にそこに置かれているような気がして、
いくつもの白熱灯と古臭いとてもいい匂いの中で、ぼんやりしてしまった。
ぼんやりとした頭で次は「limArt 」というお店に入る。
ここはアートブックと雑貨の店。大判の綺麗なアートブックがたくさんあって、
ここでは頭がくらくらしてしまった。
ジョセフ・スデックの「Sad Landscape」という写真集や、
アンドリュー・ワイエスの作品集があんまりにも好きな感じだったから。
もうおなかいっぱいの気分で帰路について、夜中に帰宅。
それでも、13日までという三重県立美術館で開催されている「液晶絵画 Still/Motion」展に
想いを馳せながら疲れた身体は眠りに落ちる。
春の遠足はまだ続く。まだまだ続く。