春眠 | 雨のあとのにおい

春眠

気が付くと、ユキももうすぐ1歳。

体重は8㎏ほどになり、おなかに乗せるのも少し重たい。

だけど、まだまだおてんばの盛りで、

ちょろちょろと落ち着きなく走り回っている。

そんなユキも、春は眠たいのだろうか。

ウトウト舟を漕いでいることが多い。

僕が焼酎を飲んで酔っ払い、

ユキを抱えてごろりとすると、

ユキも僕の腕にあごを乗せて、

うつらうつら、眠りに落ちている。

また、ユキの体温がこのところの寒さにちょうどよく、

静かな寝息が気持ちも温めてくれる。

いつも傍にいてやることはできないけれど、

できる限りのことはしてやりたい。

春の暖かい雨が降る昼下がり、

いびきをかいて眠る愛しいユキを見て思う。