愛地球博 | 雨のあとのにおい

愛地球博

行こう行こうと思いつつ閉幕間近の23日。

愛地球博に行ってきた。

どこから出てきたのかと思うほどの人、人、人。

じいちゃん、ばあちゃん、子ども、お母ちゃん、お父ちゃん。

興奮してわめく子ども、怒鳴る母ちゃん、ベンチでぐったりしてるばあちゃん。

夜間入場で、行ってきたけど、それでもすごい人が多くて、

色んなところに行列が出来てた。

わざわざ、並ぶのも面倒なので、すんなり入れそうなところを

ぶらぶらと回った。

インド館でマンゴーラッシー飲んだり、

ビール飲んでふらふら歩き回ってみた。

ほろ酔いで歩く万国博覧会。

いろんな国のパビリオン行って、知らんことたくさん知った。

見たことない風景もあったし、文化があった。

いろんな顔した人がいた。

なかでも、小さい国々のパビリオンが印象深い。

そこでは、何かを誇示することもなく、ありのままを表現していたから。


夜の万博会場を歩いていると、かすかに虫の声が聞こえてくる。

結構な数の虫たちがいるみたいだけど、たくさんの人の雑踏にかき消されている。

風は草のにおいを運ぶけれど、食べ物の匂いが鼻をおおう。

万博前、ここはとてものどかなところだったのだろう。

フランス館のパビリオンでは、地球環境破壊への危惧をテーマとしたシネマを

上映していた。

その映像を見た人たちはいったい何を思っただろう。

この万博はいったい何をもたらしたんだろう。

帰り道、我先を争う人たちの中で、ぼんやり考える。

そして、無性に「風の谷のナウシカ」を読みたくなった。