散歩デビュー | 雨のあとのにおい

散歩デビュー

先週、3度目のワクチン接種を終え、ユキが散歩できるようになった。

最初はぼくの足にまとわりついたり、じゃれついていたけど、

少しずつ慣れてきたようで、意気揚々とぼくを引っ張っている。

でも、リードが伸びきると、ぼくのほうをチラッと見て、様子をうかがったりする。

そして、名前を呼ぶとぼくの目を見たりもする。

だけど、ユキのすごいところは、来る人来る人だれかれかまわずじゃれついていくこと。


おばちゃん、こども、怖そうなおじさん、ヤンキーっぽい若者たち、アメリカ人、自転車に乗ってる人、

おじいちゃん、忙しそうなサラリーマン、綺麗なお姉さん、腰のまがったおばあちゃんなどなど、

誰にでもものすごい勢いでじゃれついていく。

犬が好きな人は、「かわいいわねえ。」なんていって、じゃれさせてくれたりするけど、

強面のおっさんとか、ぼくは内心「勘弁してよぅ~。」なんて思っても、ユキは構わず飛び掛っていく。

アメリカ人のお兄ちゃんのときは、ぼくはちょっと参ったなあなんて思っていたけど、

「Hey,puppy!」なんつって、結構かわいがってくれた。

「アメリカのウチに犬がいるんダケド、しばらく会ってなくて、サミシインダヨ。」って、日本語上手だったし。

英会話教室の先生なのかなあ。

でも、すごいなあと思うのは、犬を連れていると、そこにコミュニケーションが生まれるってこと。

普通に歩いてりゃ、関わることもないであろう人たちと、普通に会話している。

おばあちゃんは、「かわいがってた犬が去年死んじゃって…。」って思い出話たくさん聞かせてくれたし、

同じキャバリアを飼っている人には、「2歳までには落ち着きますよ。」なんて教えてもらったり、

こどもには「また明日も来てね!」と言われるし。

なんだかすごいや、と思いながら歩いてる。

ユキのおかげで世界が広がっていくような気がするなあ。

なんだかね、だれかれ構わずじゃれかかっていくユキと、そこで出会う人たちと話していると、

ぼくがこれまで生きてきた中で、色んな枠組みを作って、

そこから、物事とか人とかを見てたんだなあということをありありと感じる

それはそれで必要なことなんだろうけど、いつでも実際は想像以上なんだね。

今後も、ユキからいろいろなことを教わりそうです。