今日は何ともいえず月がきれいで、とっても透きとおった夜空だった。
ぼくは仕事のために花苗や、花の種をホームセンターなんかに買いにいった。
店を出て、むわっとした空気を吸い込んだらちょっとむなしくなった。
小学生の頃、夏に初めて北海道を出たときに感じた、むわっとした空気。
ぼくは、いつの間にかそんなことが当たり前の土地にひとりで暮らしている。
ぼくはどこからきて、どこへゆくのか。
いったい、ぼくはなにをするのか。何をしなくちゃいけないのか。
それにしてもなんなんだろ、この世界は。
はー。はー。はー。
今日の昼間、女の子が、熟さずに落ちてしまった
とてもきれいな黄緑色の栗のいがを拾っていた。
その子はいがを強く持ってしまって、とても痛かったことやなんかを
すごく嬉しそうに話してくれて、ぼくはなんだか嬉しくなった。
そんなことが、たくさんあったらいいのに。