ホルモンと遺伝に振り回される。その1 | 20代よ、甲状腺とともにさらば。ーコウジョウセンがありませんー

20代よ、甲状腺とともにさらば。ーコウジョウセンがありませんー

「甲状腺がんかも…?」
とヌルっとしたがん宣告をされてから、病状や入院・手術などの情報収集にとても役立ったのが、同じ病気の方々のブログでした。
一昔前の大ヒットエッセイ「も○のかんづめ」のように、バカバカしくてくだらない闘病日記をボチボチ更新していきます。

妊娠6ヶ月を迎えました。

ノーつわりで妊娠前半を終え、好きなように生きてきましたが、

ここにきてトラブル発生。

妊娠糖尿病になってしまいました、、、

 

妊娠するまでそんな病気があることすら知らなかったのですが、

どうやら遺伝とかホルモンとかの影響で、

妊娠すると血糖値が下がりにくくなる人が一定数いるのだとか。

 

私の母はバセドウ病。

私の父は糖尿病。

甲状腺と糖尿というダブルの病気を、それぞれの遺伝子から受け継いだ厄介なカラダです(涙)。

 

そんなこんなで、最初は近所のクリニックでの血液検査でひっかかったため、

甘いサイダーを飲んでどれだけ血糖値が上がるかという「OGTT」の精密検査を受けたところ、

 

・空腹時血糖値 92以下

・1時間後 180以下

・2時間後 153以下

 

の基準値のなかで、空腹時血糖が93と1ポイントだけオーバー。

正直1ポイントだし大丈夫だと思っていたら、有無を言わさずクリニックから分娩予定の大きな病院へ転院決定、、、

そして言われるがまま大病院へ行くと、有無を言わさず入院決定、、、

わけも分からず、大ごとになるではありませんか。

 

ただ、月末までかなり忙しかったので、

「入院、11月に入ってからにしてもらえませんか?」

と言ったところ、

「お腹の赤ちゃんが第一でしょう」

と一蹴される私。

 

わかるよ、わかるよ、そうだけど…

たった1ポイントひっかかっただけじゃない。

しかも入院しないなんて言っていない!!!

 

そんなわけで2週間だけ待ってくれとお願いしたところ、

「食事をしてもらって採血して血糖の変化を見るだけだから、

入院はものすごく暇です。パソコン持ち込んで仕事できますから」

と説得され、大量の資料とパソコン、そしてレンタルしたポケットWi-Fiを持って入院することに、、、

 

ただ結果的にこの入院生活、意外と悪くなかったのです。

 

長いのでつづく。