寒くなってきましたね。

でも、空が青くて空気が澄んでこの時期は息がしやすいように感じます。
大きく呼吸をするとスッキリします^ ^


人は年がいって死に近づくと、スピリットに気づきやすくなるんだとか。
昔聞いた事があります。

私は若い頃から不思議と生きる事が怖かったんです。
死ぬ事が怖いって人はよく聞きますが、生きる事が子供の頃から怖かった。

同じ年の子達が興味がある事に興味が持てず、話を合わせて浮かないように気をつけていましたが、すごく疲れました。

変わった子供で、風で葉っぱがクルクルと舞ってるのとか、木の枝から木漏れ日を見るのが好きだった。
サワサワと枝が擦れて風が木の間を通り抜けていくのを見て、妖精の姿を想像したりしていたものです。

そんな感じだったので、女の子同士のピリピリとした雰囲気とか、たくさん人が集まってるのとかすごく苦手だった。

それは段々大人になるにつれて世馴れてくるんだけど、やっぱり生きていくのが長い間苦しくて。

何で自分はこういう性質なんだろうって長く思ってました。

結婚して子供が生まれて幸せでも その感覚は消えなかったんです。
誰にも言えなかったけど。

そんなある日、引っ越しの事を聞くために占い師さんに会いに行くことになりました。

子供が小学生に上がるかどうかの頃で、引っ越しするかで悩んでたんです。

あなたは、どこでも上手くやれるから引っ越ししてもしなくてもどっちでもいいよ。
あっさりと言われ、それよりも…と続いた。

あなたはね、身体を持たないエネルギーだけの存在だったのよ。
だから、早く帰りたいってずっと思ってるでしょう?
この星に未練はないって。

え?
すぐ意味が分からなかった。

星って?何のこと?

「つまりね、生きるのに興味が無いっていうか、早く帰りたいって思ってるはずよ。

!!
はい!
そうなんです、私。
何故かずっと物心ついてから生きるのが怖かった。


あなたは、思えばすぐ物質が出るような世界にいたの。
エネルギーだけの世界っていうか。
だからね、この星の波動が重くて辛いのね。
でも、あなた長生きするよ。
もう生まれ変わらないって決めてるから。


はぁ…
生まれ変わらないんですか?
私、そんな長生きしなくていいんだけどな。


あなたのご主人は人の気持ちが分からないんじゃないかな。
この人は運命の人じゃないな。
子供がもっと大きくなったら運命の人と会うかも。
その時に自分を責めないようにね。

…はぁ。

その当時は今ほどスピリチュアルな事がオープンでなくて、正直 半信半疑というかよく分からなくて。
これが真実かは分かりませんでしたが、やっと理由が分かったという感覚はありました。


でも、最近やっと生きるのが怖いと思わなくなってきた気がします。
色々な経験をして、強くなったのかな。

きっと私と同じように生きるのが怖いと思う人も多いと思うんです。
でも、大丈夫です。
不器用で、上手く生きれないと悩んでも
一生懸命生きてる人を神様はちゃんと見て下さってますから。

いつもと同じ日常が有り難くて、愛おしいと思える日がきっと来ます。
私とあなたは同じですから。

皆さんに沢山の幸せが降り注ぎますように!