翌日、夜にジュンは家へ来てくれた。


夜九時には子供を寝かす。


子供達を寝かしつけている間にジュンが入ってこられる様、いつも玄関は開けておく。



子供を寝かしつけながら、耳を澄ます…


玄関が静かに開く音…ジュンだ。



胸が高鳴った。


もう、会えないかと思っていたジュンにもうすぐ会える…




こども達がすやすやと寝息をたてる…




私は鏡で髪を整え、二階の寝室へ…



ドアをあける…ジュンがいた。



私たちはしばらく抱き合った。



『ごめんなさい…』と私が言う。



『戻ってきてくれて、ありがとう…』とジュンが言う。



私はジュンの体に覆いかぶさるようにキスをする…


ジュンの唇に触れる瞬間、私は動きを止めた…



ひと呼吸して…ジュンに聞いた。いままで、聞きたくても聞けなかったこと…




『名前、なんていうの?』



『○○○だよ。』とジュンが言った。



今まで、二か月近くずっとジュンって呼んでいたせいもあって、まったくピンとこなかった。



『いまさらって感じでしょ。いいよジュンで…』と彼はいう。



『じゃあ、会社は?』



『○○○っていうところ』と答えた。

『安心した?』ってジュンが聞く。



なんか…不思議な感じだけど、スッキリした。うん。安心した。



より身近にジュンを感じた。


私たちは熱く愛し合った…















義母が帰った次の日、昼にジュンからメールがきた。



『昨日はよく眠れましたか?』



『はい。』



私はジュンに謝った。友達がセックスフレンドを探していると嘘をついたこと、そもそもの発端は、私は名前も自宅も全てジュンにさらけ出しているのにジュンは何も教えてくれない…

何者かもわからないまま、家に上げていること…どんどん好きになっている気持ちがジュンに対する不信や不安に変わって言ったこと…


『そうだったんだ。聞いてくれれば、僕は全て答えてたよ。』ジュンは言った。


聞いてくれれば…私はズルイと思った。私はジュンと初めて会ったその日に自分から本名を教えた。ジュンもそのタイミングで教えてくれるチャンスはあったはずだ。


…でも、そんな事でもめてる場合ではなかった。


今、悪いのは私なのだから…


ジュンを傷つけてしまった。悲しませてしまったのは私だから…



『明日…夜、来てくれますか?』


ジュンとまた会う約束をした。


以前にブログに書いただろうか…もう前の事あまり記憶がない。



私もジュンも夫婦間でセックスレスだ。


レス期間はジュンの方が断然長い。早くに結婚して、奥さまが子供を妊娠してから15年以上レスらしい。



私は…4年くらいかな。




早い話が、私の体に触れられるのはジュンだけで、ジュンにとってもセックスする女性は私だけ。



心も体も満たされるって最高に気持ちいい…




旦那とは別に中が悪いわけでもないし、愛されている。


知らないうちに『家族』になったのかな…性的な対象に思えない。


むしろ、『近親相姦』みたいで、いやだ…



旦那はどこで性の発散をしてるのかは知らないし、あまり興味がない(笑)


たぶん、浮気はしてないと思いますが…できないでしょ。そういう人なんです。




ジュンと一緒に生活したら…休日は朝、昼、晩…ってセックス三昧かな…



でもそれだけじゃない。この前うちのキッチンで2人でパスタ作った。とても楽しかった。


ジュンがパスタをゆで、私がソースをつくる。


ジュンが横から文句を言う…私もむっとしながら…



でも最後は『美味しいね』って言いながら食べるんだ。





性欲、食欲、睡眠欲…




セックスと性格の相性が合ってる夫婦って…ある意味うらやましい。