翌日、夜にジュンは家へ来てくれた。
夜九時には子供を寝かす。
子供達を寝かしつけている間にジュンが入ってこられる様、いつも玄関は開けておく。
子供を寝かしつけながら、耳を澄ます…
玄関が静かに開く音…ジュンだ。
胸が高鳴った。
もう、会えないかと思っていたジュンにもうすぐ会える…
こども達がすやすやと寝息をたてる…
私は鏡で髪を整え、二階の寝室へ…
ドアをあける…ジュンがいた。
私たちはしばらく抱き合った。
『ごめんなさい…』と私が言う。
『戻ってきてくれて、ありがとう…』とジュンが言う。
私はジュンの体に覆いかぶさるようにキスをする…
ジュンの唇に触れる瞬間、私は動きを止めた…
ひと呼吸して…ジュンに聞いた。いままで、聞きたくても聞けなかったこと…
『名前、なんていうの?』
『○○○だよ。』とジュンが言った。
今まで、二か月近くずっとジュンって呼んでいたせいもあって、まったくピンとこなかった。
『いまさらって感じでしょ。いいよジュンで…』と彼はいう。
『じゃあ、会社は?』
『○○○っていうところ』と答えた。
『安心した?』ってジュンが聞く。
なんか…不思議な感じだけど、スッキリした。うん。安心した。
より身近にジュンを感じた。
私たちは熱く愛し合った…