カウンセラーという職業 | セラピスト・ノート

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カウンセリングルームとコンサルティング会社の運営をしてます。
セラピストの経営について気付いた事を・・・株式会社呉竹(名古屋)

先日、タウンページが届きました。パラパラと眺めてみると、カウンセリングや心理療法等の心のケアを職業としている業者は、1ページに4列ある中でたった1列存在しているのみでした。マッサージやカイロ等の体のケアをする業者の約20分の1ほどの件数でした。

いろんな解釈があると思いますが、私はできれば2(体のケア):1(心のケア)くらいの比率であって欲しいと思っています。

この業界(心理)に関わらせていただいた当初は、「カウンセラーという存在が将来は無くなったら良い」と思っていましたが、人が生きている限り悩みは無くなることはありませんし、セッションの回数を重ねていくほどに、このような機関をもっと活用していただき、少しでも楽になっていただける方が増えてくだされば・・・という思いのみが募っています。

そして、時代に応じて、村の長老やお寺の住職等、悩みを聞く窓口が存在してましたので、今の時代は我々がその役割を担わなければなりません。

巷では、カウンセリングを生業にするのは難しいとよく言われたりしますが、私は全くそうは思いません。実体験でもそれを感じて来ました。その幻想をどうにかして解いていきたいと、余計なおせっかいを無い頭で試行錯誤しています。