◆手法や技法の使い方 | セラピスト・ノート

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カウンセリングルームとコンサルティング会社の運営をしてます。
セラピストの経営について気付いた事を・・・株式会社呉竹(名古屋)

「ヒプノをマスターすると、カウンセリングよりお金取れるわよ」
ヒプノセラピーの指導者に、セラピストの知人はこう勧められたらしい。

そんな話を聞いて、
同じセラピストとして、ちょっと寂しかった。

きっと、その指導者によってで育つ人の中には、金額を軸にしたセラピーの提案をする人も出てきてしまうだろう。


セラピーの中でも、
いろんな手法や技法をマスターされている人がいる。

それは、とても素晴らしい事だと思う。


ただし、手法や技法を薦める前に、

クライアントの状況を真剣に聞いていると、今まで蓄積していた知識が格納してある脳のキャビネットが勝手に開く。そして、何が今必要な施術なのかが、クライアントの信号によって自然に降りてくる。

これが、クライアントにとって、BESTなサービスを提供する流れだと思うのだが・・・


ちなみに弊社では、時間当たりのセラピー料金はヒプノをしても変えていない。材料費のかかるセラピーや調査時間等が必要なコンサルティングは例外ではあるが、技法ではなくセラピスト自身の時間が価格になっている。

価格の設定は、それぞれの解釈で結構だと思うが、クライアントにとって適切なものを最優先にするのは、当然だと思う。