掟 | セラピスト・ノート

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カウンセリングルームとコンサルティング会社の運営をしてます。
セラピストの経営について気付いた事を・・・株式会社呉竹(名古屋)

掟を作ってから、カウンセラーとして開業をした。


◆無料でカウンセリングを絶対にしない。
(例え友人であっても)

クライアントにとって、代償(お金)を払った方が、効果的なカウンセリングになるから。(データにも表れている)

仕事は誰に対しても、常に公平でいたい。


◆セミナーの講師料は、主催者の言い値(おまかせ)にする。

個別で人と向き合う事を使命としているので、基本的にカウンセラーとしての講師活動はやらない事にしている。クライアントさんから講師依頼が来たときは、主旨に納得した時のみお受けしている。

講師料は、交通費のみ(無料)で結構です。とお伝えする。何故なら、セミナーをした後で参加者がカウンセリングを受けに来られるので、いただく必要は無い。(自分の腕試しと捉えている)

価格をどうしても決めてくれと言われたら、経費を差し引いたセミナー売上を折半しましょうと伝える。その上で、セミナー料金を参加者に金券として還元する。


その他、キャンペーン(期間中の値引き)をしない等を作った。

何故、掟を作るか?

公平さを保つ事が信頼に繋がるし、余計な事で迷わずにすむので、カウンセラーとしての職務に集中できるし、技量を上げる事を怠らずに済むからだ。


友人にセラピーをして、「今日はタダでいいよ」なって言ったら、自分にとっても友人にとっても、メリットは薄くなってしまうと思う。

ただし、以上は私のとっての掟である。それぞれが、自分のポリシーや使命に従って、モチベーションが上る掟を作ると良いと思う。


例えば、開業したばかりで、まだ無い「クライアントの感想」が欲しい時は、友人に無料でカウンセリングをするのも、ひとつの方法でもある。


要するに、クライアントさんに対しても自分に対しても、しっかりと筋が一本通っているのかどうかなのである。


コンサルをさせていただいているクライアントさんには、皆さんに掟を作っていただいている。ご自身で作られたものを守り通すと、かなり仕事がし易いし効果的だとおっしゃるので、宜しければ試してみて下さい。