こんにちは!

アスリートマインドコーチの大西孝昌です。

コーチング用語の解説
第6段の今回は
「ロックオン・ロックアウト」
についてお話していきたいと思います。

ロックオン・ロックアウトって
日本語にすると
「照準を合わせる・締め出す」
と言った感じになるんですが

このロックオン・ロックアウトって
脳の大脳辺縁系にあるRASによって
起こるものでして

RASが照準を合わせたり
締め出したりしているものって
何かと言いますと

〝情報〟なんですね。

RASは毎秒毎秒
五感から入ってくる情報に対して

その人が知っていることと
その人にとって重要なことを
意識に上げて

それ以外の情報は
切り捨てるという作業を
行っているわけです。

例えば
オリオン座を知っている人が
夜空を見上げた時に
オリオン座にロックオン出来ますが

オリオン座を知らない人は
網膜には映っているにもかかわらず
RASはロックアウトしてしまって
認識することが出来ないのです。

それから
シューズがボロボロになってきて
そろそろ買い替えたいなあと
思っている人は

(シューズを買うことが
重要になっている人は)

街を歩いている時に
色んな人のシューズにロックオンし
「おお、あれカッコいいなあ。」
という風に意識に上がるんですが

買い替える必要のない人にとっては
ロックアウトされて
特に意識に上がらないんですす。

このように
①知っているか
②自分にとって重要か
によって

RASのロックオン・ロックアウト
するものが違ってくるんですね。

ということはですよ
人間は誰しも知っている知識と
重要だと思っているものって違いますから

それぞれ認識している世界が
全く異なるということなんですね。

要はこの世界には
80億通りの世界がある
ということなんです。

そういったことを踏まえて
競技スポーツに関わる皆さんに
言っておきたいのは

〝自分が行っている競技の知識は
たくさん得ることをしましょう〟

ということ。

戦術を知らなかったら
何をどうやって攻め込まれているのか
認識できないので

何もわからないまま
やられてしまいますし

添加物の知識が無かったら
身体に悪いものばかりを食べて
体調を壊してしまうかもしれません。

それから

〝目標を更新して
自分の重要なものを変えていく〟

ということも
してほしいです。

目標達成って
自分にとって最も重要なものですから
それが変わると脳がロックオンするものも
変わってきます。

「Bリーグの選手になり日本一になる!」
という目標と
「NBAの選手になり世界一になる!」
という目標だったら

そのために重要なものって
全然違ってきますよね。

NBAを目指すなら
英語が喋れたほうが良いわけですから
RASは英会話教室とか
英会話サークルにロックオンして

街を歩いていても
テレビCMを観ていても
RASそういった情報を
意識に上げ始めることでしょう。

このようにですね
私たちの脳は
特定のものに照準を当て
その情報を意識に上げて

また必要ない情報を締め出して
認識しないようにするという
働きがあるのです。

これは
脳がありのままに世界を認識しようとすると
原子力発電基1基分ものエネルギーが
必要なので

脳が餓死することのないように
省エネとして
そのような機能を
獲得したと言われています。

皆さんには
この先目標達成に繋がる情報を認識して
確実に前に進んでいって頂きたいと
思いますので

どん欲なまでに
知識を増やしていくことと
目標を更新していくことを

是非とも行っていってほしいなと
思っています!

 


 

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