こんにちは!

アスリートマインドコーチの大西孝昌です。

今日はですね
皆さんに言語化することの大切さについて
お話していきたいと思います。

1年くらい前の話なんですが
ある選手から
「うちのチームは協調性とか
チームワークが弱いように思います。」
と相談されたことがありまして

その選手に対して
どういう部分からそう感じるのかを
聞いたことがあったのですが

じっくり悩んだ末に
出てきた答えの1つとして
〝練習中に選手間の会話が少ない〟
というのがあったんですね。

監督から指示されることには
みんな「はい!」「わかりました!」
と大きな声で返事してはいるし

「がんばろー!」「ファイトー!」「ナイスー!」
のような掛け声も出してはいるけれど

それ以外は
ほとんどないとのこと。

ずっと受け身の練習で
コミュニケーションが無い状態
だったんですね。

ということで
練習の1つ1つに声を掛け合って
より精度が上がるように調整していこう
ということになったのですが

そうすると
これまでそういうことを
やってきていなかったので

「もっとこっちへ」とか
「そこもうちょっとガッと行けよ」とか

「あれ」やら「これ」やら
「ああ」やら「こう」やら
抽象的な言葉しか出てこず

余計に
「こっちってどっちやねん!」
「こうってどうやねん!」
みたいな感じで上手くいかなかったそうです。

つまるところですね
言語化する能力が鍛えられていなかったので

相手に具体的に
意思表示や意見をできなかったわけですね。

(※監督に言われて自分がわかっていることと
それを他人に伝えることは
別のものであるということを
実感したそうなんです。)

私は次のコーチングセッションの際に
その報告を聞いた時

「やっぱり日々のコミュニケーションは
大事だね。
でも、今の段階で
そういうことに気づけて良かったね。」

と言いました。

だってそうでしょう。

試合で勝ち上がっていけば行くほど
選手間でのより細かい意思疎通が
重要になってきますからね。

ということでそのチームは
普段から感じていることや
思っていることを

多少時間をかけても
具体的に言語化するようにしていこう
ということになったんです。

間違っていてもいいし
上手く言えず時間がかかってもいいから

自分の考えや思っていること
気づいたことや
感じたことなどを

出来る限り
言うべきだと思ったその場で
そしてそのタイミングで
言うようにしてもらったのです。

何をどうするか
何がどうなればいいのか
どこをどうしたいのか
いつまでになにをどう変えるべきなのか

俗にいう5W1hを使って
相手に伝わることを意識して
言語化してもらいました。

そうやって
そのチームは各自が
自分の頭の中で考えていることや
思っていることを言語化するようにしてから

本当にコミュニケーション能力の高いチームに
なりまして

なんと
県大会で16からベスト4まで
行くことが出来たんですね。

私も準決の試合のビデオを
見せてもらいましたけど

みんな試合中に
ものすごくコミュニケーション(声掛け)を
とっていて

全員が
監督であるかのようでした。

ということで今回は
普段から言語化しておくことの大事さについて
解説しました。

先にも書きましたが
自分が理解していることや
感じていることと

それを相手に伝えることって
全く別のことなので

是非とも普段から
言語化するということを
意識してやって頂きたいなと思います!

 

 

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