こんにちは!

 

アスリートマインドコーチの大西孝昌です。

 

私はマインドコーチとして

これまで色んな選手や指導者の方々に

携わらせて頂いておりますが、

 

どこに行っても

選手や指導者の方々は

ある特定の呪縛に囚われてしまっていて

なかなか実力を発揮できない

というケースを目の当たりにしています。

 

もしかしたら

このブログを読んでいるあなたも

その可能性がありますし

 

もしそうであるのであれば

ぜひ今日これからお話する内容を

読んだ上で

 

自らの手で

その呪縛を払拭してもらえればと

思います。

 

実は私がさっきから言っている呪縛とは

何かというと、

 

「儒教」

 

なんです。
 

あの孔子によってつくられた
儒教。

人間関係に上や下という差があったり

上座や下座なんていうのも

まさに儒教の考え方。

キリスト教の様な
神の下では皆平等という考え方とは

対になる価値観です。

 

そんな儒教ですが、

いま日本人の方で
儒教を熱心に信仰されている方は

 

ほぼいらっしゃらないと

思うのですが、

 

ただ、日本のカルチャーの中には

この儒教って

しっかりと根を張っています。

 

例えば皆さんは小学校で

「尊敬語」とか「謙譲語」
を習いましたよね。

目上の方を敬う、

自分をへりくだって相手を上げる

そういう話ことばですね。

 

「それが何なの!?」

 

と思われるでしょうが、

これってもの凄いことなんですよよ。

 

なんでかというと、

尊敬語も謙譲語も

 

その言葉を使う中で無意識に

自分を卑下することになり

自己イメージを下げることになるから。

自分はたいしたことが無い人間なんだと
無意識に刷り込まれていくんです。

マインドコーチング的に言えば
エフィカシーが下がる
言葉遣いだということです。

そりゃそうですよね、

 

監督に「今のプレー良かったぞ!」

と言われても
 

「いえいえ、自分なんてまだまだです。」

と返すわけですから。


アメリカ人の様に

「これくらい当たり前さ!やるだろ!」

と言おうもんなら

 

日本ではぶっ飛ばされますよね。

縦社会の強いスポーツ界では特に。

 

だから、日本って

根本的にエフィカシーを

上げにくいんですよ。

 

ですから、

チームに携わる上で

私が最初に行うことは

 

選手や指導者の方々を

この儒教という呪縛から

開放することなんです。

 

まずは話し方を
謙譲語・尊敬語から丁寧語に

変えてもらいます。

 

これだけで大分自分を下げる発言を

減らせます。

 

それから、

褒められた時は

「自分なんてまだまだです!」

とかしこまるのではなく、

 

「ありがとうございます!」

と答えておいて、

頭の中では

「当たり前だ!俺は凄いんだから!」

とセルフトークすることを勧めています。

とにもかくにも

〝体育会系〟の根底の部分にある

儒教の要素を出来る限り取り払うんですよ。

 

最初のうちはほとんどの選手が

普段から自分を卑下することに

慣れているんで

 

自分を褒めたり
褒められたことを

受け入れるのが恥ずかしい

という方が多いんですが、

 

慣れてさえしまえば

あるところから指数関数的に

一気にエフィカシーが上がりだしますから。

 

ということでですね

日本の選手や指導者には

儒教という呪縛からの解放は必須です。

 

選手や指導者の皆さん、

まずは丁寧語に変えること。

そして卑下しないこと。

 

多少表向きは

相手を敬う言葉を使っても

頭の中では徹底して

ポジティブセルフトークを行って

 

エフィカシーをガンガンに

上げていくようにして下さい!

 

 

 

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