皆さんどうも。


小澤祐介です。

私の物語、7回目です。

前回はこちら


メンタルセラピストとして本格的に業務を開始した僕は、

潜在意識の書き換え、そして、それによるメンタルブロックの解除、というメソッドに心理療法のスキルを掛け合わせ、


==

確実に潜在意識が書き換わる、ブロックが外れる、

そして、元に戻らない。

==


この事をコンセプトとしたセッションサービスを展開していきました。

結果、他のセッションや類似のワークでは変化が無かった方からの相談を多く受けるようになります。


そこでぶち当たった壁


特定のワーク手法だけでは、クライアントが持ち込む悩みや問題に対処しきれない。

そんなケースがチラホラ出始めたのです。


そもそも僕自身、様々なカウンセリング、セラピー、ワークを受けてきました。

そして受けるだけでなく様々な手法を学びました。

でもそれは単に学びの意欲があったからではありません。


自分の生きづらさを何とかしたかった。

『辛さ』を自分から切り離したかったから。


様々な所を巡ったという事はつまり、自分の生きづらさを1か所(特定の手法だけ)では取りきれなかったという事。


結果として様々な所を巡り、様々な出会いがあり、学びがありました。(その学びは今現在も続いていますが)

結果論としてそれでよかった面がありますし、因果論で考えれば様々な手法を身に付けさせる為に巡らされたとも考えられますが、

 

それでも当時の自分としては先が見えず慢性化した焦り、諦め、惨めさ、時に溢れてくる苛立ちや怒りと、そしてそれでもギリギリで消えない希望とで何とか日々を切り抜けてきた経緯があるのです。


そんな僕だからこそ、現実的な心理療法のワークと、ある種のスピリチュアル的ワークである潜在意識書き換え系ワークを掛け合わせることができたとの自負がありますし、世に出ている様々なワークの系統や元ネタも大体分かります。

(あまりにも新興、零細なものまではカバーしきれませんが・・・)


・・・脱線しました。


とにかく、様々なワークというかカテゴリーを超えた学びをしてきた僕ですら「効かない」クライアントさんが出てきたとき、僕の頭に浮かんだのは、


「こっちの言う通りに実践してくれれば・・・」


というものでした。

(これ、実はセラピストや心理療法家が陥りやすい、誤った大変傲慢な考えです)


こちらのレール(状況が好転する為のレール)に乗ってくれるよう上手く誘導する、というよりも、乗せなければいけないのです。

勿論、乗る乗らないの自由はクライアント側にあります。

乗らないなら乗らないで構わないのですが、もし乗る気が無いんならセッションを受けるはずがないんです。


つまり、セッションを受けに来てくれるのに「乗らない」事態になるという事は、こちらのレールに乗せられないセラピスト側の腕前の問題なのですね。

(もうひとつ、マーケティングの問題も絡んできますが、あまりにジャンル違いなので、ここではそれは置いておきます)


その事に気が付いた僕は、必要と感じた新たなメソッドの習得や習熟に加え、


「セッションの進め方」


にも独自の工夫を施していく事になります。


つづく