夫婦の会話していますか?

こんにちは。メンタル・サポート協会です。

「子どもとはちゃんと話しをしているから大丈夫」と思っていませんか?賢い子どもに育てるためには、夫婦の会話は子どもに大きな影響を与えます。

特に仲が悪いわけではないけど、会話がないというご夫婦もいらっしゃるのではないでしょうか?
子どもに直接話したり、聞かせたりすることよりも、子どもは夫婦の会話の方をしっかり聞いているものです。心に残るのは案外直接よりも、会話であることもあります。

こちらに訪れる親子カウンセリングの中でも、しっかりしている子どもの発言の中で、立派なことを言うなと感心していると、親御さんが「それ、私が全部言ったことよ」なんてこともあるくらい、一語一句同じ台詞を覚えていたりして。言い回しや語尾のイントネーションまで同じにして、子どもは真似するのも上手ですし、そっくりそのまま音で聞き取ってしまうから、面白いものです。

子どもは夫婦の会話を聞き、家庭以外の学校や友達に話したりして、さらに知識を深めていきます。夫婦の会話から学んで育っていくのです。

大人の会話だから聞いてないだろうと思って、罵りあったり、小言を言ったり、変な言葉遣いをしたりすると、敏感な子どもは感じ取ります。また、夫婦の会話が家庭にない場合には、子どもの頭はフリーズしてしまっているのと同じです。受動的なテレビやゲームなど異世界が良くなってきてしまい、ますます、子どもは親の言うことを聞かなくなります。常に耳をオープンしている状態にしなければ、言い聞かせたりすることも効果はないのです。

また、会話がないと、少しの夫婦の会話が気になってしまい、常にビクビクし緊張している状態になります。そして、子どもの情緒不安定にも繋がるのです。

夫婦の原点に戻り、お互いを理解し合いながら、協力するを基本にもっと会話を積極的にしていきましょう。妻の話し方が嫌になるとか夫は聞いてない返事をするなどはありますが、結婚して子どもがいるなら、仕事だと思って会話してください(笑)

夫婦間の会話が自分の頭で考えて行動する賢い子どもへと、自然に導けるのです。