自分の発する言語と思考は直結している

こんにちは!メンタル・サポート協会八王子です。
自分の発する言葉を意識したことはありますか?
人に何かを話すとき、その人の発する言葉をよく聞いてみるとその人の思考回路が分かります。

物事が上手くいかなかったり、ネガティブ思考の人は、一人称を、主語にせず、『友達が』『彼が』『会社が』『親が』など、自分を犠牲にせずに、すべて他人を主語にし、他人になすりつけるような話し方をします。

例えば、
友達に紹介されて、~した。
上司に言われたから、~した。
親がうるさいから、~した。

など、すべて人に言われたからしたと話す人に共通するのは、自分がどうしたいかや、自分がどう言う気持ちを表現出来ない人です。
そして、自分の気持ちにも偽っていたり、正直でなかったり、嘘ついたりする人が多いです。

そして、万が一失敗したときには、すべて人のせいにする人です。

このようなタイプは自分に自信がなく、なんでも人のせいにして、責任回避する傾向があります。成人したならば、誰かに言われて行動しても、勧められてやったとしても、全ては自分の選択です。
自分が決定したことなのですから、他人は、関係ありません。成功しても失敗しても全ての責任は自分が取らなければいけません。

もし、勧められてやったとしても『これは自分で決めたことなのだけど』と発して見て下さい、ぐっと重みも増しますし、信頼度も上がります。

また、組織会社人間に多いのが、すべてデータや研究や専門家の意見(本や雑誌からの抜粋や引用、新聞やテレビからのコメントのまま)などを一人称にして話す人です。

会社の中でのプレゼンや議論では通用しますが、雑談や友人関でのコミュニケーションとしては、とても面白みがありません。
確かに正確なデータや収集は必要なこともありますが、雑談したりする場合には、これらの情報は1割くらいに留め、あとは自分なりの見解を述べた方が面白みがあります。
オリジナルの意見がないと話しは広がらないし、盛り上がりません。多少無理があっても、言い切ってしまった方が、雑談としては面白みが増して、聞く側はもっと聞いてみたいと、思います。

さらには、人間性までも面白みを、増し人気者になること間違いないでしょう。もちろんTPOをわきまえる必要がありますが、基本は自分を一人称にして、話す方が思考回路もクリアになり、自信が満ちて、信頼性向上にも繋がるはずです。

まずは、どんな話し方をしているのか意識的に聞いてみるといいですね。