こんにちは。メンタル・サポート協会八王子です。
小学校へ通い出すと今まで問題視されなかったことが問題になってしまうケースがあります。
それは、学校に入った途端、整列させられ、黒板に向かって前向きに大人しく座っていなければならない時間が増える。そして、先生の言うことに従わなければならない。集団行動を乱してはいけない。テスト、テストの連続。
突然、幼稚園から卒業するとこのような仕打ちをさせられ、子どもとしては、なんでこんなさせられるのだ?と疑問を持って当然だと思うのです。
もちらん、子どもには事前に『学校は勉強するところ』『学校には集団生活するために必要な規則やルールがある』『学校には色んな人達が存在する』ことを知らせておかなければなりません。
また、いじめや学習障害ではなく、学校が単につまらないと言う理由で不登校になる子どももおりますが、『決して学校は面白くないところ』だと伝えておかなければなりません。
しかし、それでも子どもはその規制された学校内でも、小さな脳で様々な発見、楽しみ、面白みを持ちたいと願っているのです。
そうでなければ、つまらない学校なんて通えません。
大人の常識や秩序からしたら、許せないこともあると口出ししたり、怒ったりしたくなるものです。大人な目線のみで決めつけて、頭越しに怒ることはしないで、子どもの表現や言動を子ども目線に立って読み解く力が必要です。
一緒にいる時間を増やし、旅行したりするとその子がどんなことを考えやすいか、行動しやすいかを観察して、話してあげることでしか答えることは出来ません。
子どもの発想や発見は天才的です。幼い頃は、よくそんな事が考えつくな、馬鹿なのかもしれない?いやもしかしたら天才かもしれないと思ってしまうほどの奇才ぶりを発揮します。
しかし、うちの父がよく言っていたのが『20歳過ぎればただの人』
残念ながら、様々な常識に流され、大人になればただの人と化します。
生きた方としてみたら、子どもたちの方がなんの囚われもなく、自由な存在かもしれません。
例えば小学生2年生ならば、この世に誕生してきて、7~8年しかいないのです。まだ知らない世界のなかで必死で生き、夢中になれることを探しているのです。
すべてを吸収しながら、一生懸命に学んでいるのです。
親として出来ることは最大限にその子どもの"夢中”に付き合ってあげることです。その"夢中”に付き合ってあげて、未来への自己肯定感や自信、ポジションを取っていけることになるのです。
うちの子大丈夫?可笑しいかしら?とバカなこともするでしょう。バカバカしいと思わず、一緒に笑い転げ、大人も一生懸命付き合ってあげましょう。一生懸命に遊んであげて、褒めるだけでなくて、能力を開発するお手伝い、サポートをしてあげしょう。
どうせ20歳過ぎればただの人になるのですから。