知識より思考力を高めよう


こんにちは。メンタル・サポート協会です。風が強くて飛ばされそうです(。>ω<。)

さて、貴方は頭の良い人と言われて思い浮かべるのはどんな人でしょうか?
記憶力が抜群で、知識量があり、その知識のアウトプットも上手い人を頭が良い人であると思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし、21世紀のこれからの時代の頭の良さは、知識量ではありません。知識があってもあまり意味がありません。知識はコンピューターや人工知能に頼めば良いのですから、頭に知識を溜め込むこと自体が無駄に脳を使うことになります。

現在、スマートフォン片手に分からないことがあれば、すぐに検索すればよいのですから、とても便利です。知識的なことなら、大いに利用すれば良いと思います。
しかし、現代人は、あまりにも情報を何でもかんでも検索してしまうので、思考力が落ちていると言わざるをえません。

人工知能の発展によって、現在の人間の仕事が減り、人工知能がまかなってくれる時代へと益々変貌を遂げていく世の中になりつつあります。

昔からみても、なくなっている仕事も沢山あるわけですから当たり前であり、恐怖を感じる必要はないと思いますが、人工知能が出来なくて人間ができることは何でしょうか?
これからの頭の良さはどうなるのでしょうか?

人間にできることは、考え抜けることです。
人工知能は考えることはしません。

ですからこれから大切なことは、思考力の向上です。頭の良さも思考力が問われることになるでしょう。

考えると言うのは、本質を見極めることです。
本質を見極めることができれば、問題解決も近道で結論に到達することができます。
物事を分析し、分解し、原因究明、具体策を示し、現状から結果にどう結びつけるかをクリアに描けるかです。

情報はたくさんあれば、あるだけ良いとも限りません。嘘の情報に惑わされたりし、いらぬ労力を使うことになり、逆に遠回りすることになる場合もあるのです。

マスコミ報道などは万が一、嘘の情報や情報に誤りがあったとしても、うやむやにし、なかったようにします。間違っていました!と後から謝るマスコミは見たことがありません。


子どものころは、『なんで?』『どうして?』と親によく問いかけをしていたと思いますが、
大人に、なったら『それか当たり前だから』と思考力がストップして(忙しくてフリーズしてしまっていると言ってもいいかもしれませんね)しまっていると思います。

何故だろう?どうしてだろう?と自分自身で問いかけをして、思考力が低下しないように常にトレーニングしていく必要がありそうです。