こんにちは、メンタル・サポート協会です。



当協会では中学生ら大学生まで不登校や引きこもりになった子どもたちにカウンセリングを行っておりますが、ほとんどの場合、原因は家庭環境にあると考えられます。


 

そして極端に「親が偏差値の高い学校出身で社会的地位の高い仕事に就いている」または

「家庭が崩壊しており夫婦仲が良くない」という特徴が共通しています。


 

 

あくまで傾向のお話ですが、そのような家庭では家の中が会社のようになってしまっています。


子どもが小学校のころから勉強などどうでもよく、放任されてきたという家庭も不登校が多い反面、塾などに行かせて常に成績、行く学校、資格ばかり気にしている家庭も不登校になるケースが多いです。


こちらのカウンセリングに来る子どもたちは、放任タイプは学習障害に陥り、勉強についていけなく学校が面白くなくなるケース。

勉強が全くちんぷんかんぷんだと授業中の話しも面白くなくなり、先生の話しも聞かなくなります。親にはいい顔をしようとテストなどは見せなかったり、嘘をついて誤魔化すようになったりもします。それが習慣になり、全てに嘘があったり、誤魔化すことをするようになります。


また、勉強のみを意識させてきた家庭の子どもたちは小学校からずっと親元を離れるまで、好きなことを思いっきりやって来なかった子供が多く、ある日突然勉強が嫌になり、勉強することに拒否しだします。


ちょっとした資格や頑張らないといけないことにも立ちむかえなくなり、一生勉強ということが嫌いになってしまいます。


人生、歳をとっても常に勉強で学ぶべきことがあり、日々楽しいものですが、彼らにとっては勉強=辛いものになっしまい、ある種のアレルギー反応してしまいます。


アレルギー反応はある一定以上の物が体内に入ると拒絶し、身体の症状として出て来ますが、それと同じ状態です。


ですから、そうなるともう元には戻りません。奇跡的に治ることもあるかと思いますが。。ほとんどの場合ないでしょう。



学びは単なる詰め込みでは意味がありません。元々相当な頭脳を持っているのなら良いですが、誰しも自分の限界以上知識を詰め込んだら、おかしくなるでしょう。


学びは自然にも芸術にも本にもあります。決して受験勉強が勉強ではありません。

それを間違えては、子どもたちが潰されてしまいます。


ホントに頭がよく賢く生きて行ってほしいのなら、単なる受験勉強や詰め込み式の勉強だけでは、意味がありませんから、他にもたくさんの学ぶべきものがあることを教えなければ、親としての機能は果たしているのは言えません。



心が折れてしまった、不登校になったのは、必ず家庭環境が影響しています。もう一度振り返って見直してみてください。


子どもたちが心から笑っているように心がけてみてください。