『異性にもてたい!』『好きな子がいるから学校に行くやる気がでる』
と言うのは、もはや昔の話なのかもしれませんね。
現在、男性、女性の心の中自体が変化してしまったのでないでしょうか?
人間の発達段階で『発達交差現象』と言うのがあります。それは、小学5年生から中学1年生は男子より女子の方が発達が早熟です。
また、中学2、3年生で女子を男子は抜かすことになるのですが、しかし、今はたしてそうでしょうか?
ちゃんと男子は女子を抜かしていったのでしょうか?
20歳を過ぎているのにもかかわらず、男子に比べて女子のほうが明らかに心も精神と大人です。
男子は身体は大人へと発達しているのかもしれないですが、どうやら精神が追いついていないようです。
父親の存在がここのところ、本当に薄れてしまっています。以前にも父親の弱さを問題にした記事を書いたこともありますが、常々思っていることで、様々なところへの影響を与えています。
小学3、4年生は男女共に父親に遊んでもらうことに大きな喜びを感じる時期です。母親に対しては、不平不満を言いますが、父親には尊敬と信頼を持つ時期でもあります。
そのため、この時期に父親の存在は大きく子供たちに影響を与えるのです。
また、女の子は母親を意識し、男の子は父親を意識する時期があります。
それはフロイトの『エディプスコンプレックス』というもので、男の子であるなら異性の母親に対して愛着が湧くが同性の父親には、ライバル心の敵意を持ち、父親を越えていきたいと思うようになります。そのために自分磨きを努力し、父親との同性としての様々な葛藤を乗り越えていくのです。
12、13歳頃、自我の覚醒が起こり、第2次性徴、身体の発達と共に『自己への関心が高まり』が起きます。
身体的はもちろんのこと心理的に自我意識が始まります。
自我意識とは、自分が客観的に自分を見て、そして、他人が自分をどう見ているのかを意識することです。様々なものから影響を受けて、採り入れ、統合していきます。自分を形成していくのです。
この時に異性への関心も高まり、異性を意識し始めます。お洒落を始めたり、異性に好かれるために筋トレしたり、どう男らしく見えるか格好よくなるかを勉強し、努力します。
ところが、男の子は父親の存在があまりにも薄いために、乗り越えていかないのです。怖くないし、威厳もないし、ライバル心も燃えない。そもそも異性としての目標に匹敵しない。
そして、子供のままの精神、自己の研磨もしないで成長していない、となるのでしょう。
女の子は女の子で、父親に怖さも感じずに平気で口答えするわ、父親よりも弁がたち論破してしまったり。。。
こんな父親よりもっといい人を探したい!とむしろ意気込み強くなっていったりと。
最近20代の女の子から聞いた話によりますと、合コンがあったので、参加したら全く盛り上がらず、1時間で解散したというではありませんか?!
女の子の方が必死になって話を振っても会話が盛り上がらず、退散したそうです。可哀想過ぎです。しかも、男性側はどの子も高学歴だったそうです。
男性に『雑談力』が足りなすぎなのです。出会い方が分からない、デートの仕方が分からない、話の盛り上げ方が分からない。
学校の勉強、塾でも勉強を机でやってきて知識はあるはずですが、経験がなさ過ぎるのでしょう。
1人旅は行ったでしょうか?思いっきりハメを外すほど遊んだことはあるでしょうか?涙を流すほど感動する体験はしたことはあるでしょうか?死ぬかもしれないと思うほどの恐怖体験をしたことがあるでしょうか?
人生経験が人の厚みとなり、魅力となります。
学校では決して教えてくれないことを自身で体験、経験していかなければ、魅力を付きません。
そもそも異性にもてたい!女の子とデートしたい!と思わなくなってしまったのは、どうしてなのでしょうか??
男性が身体と精神がこれほどまで衰えてしまっては、婚活、少子化どころの騒ぎではありません。いくら女性にそんな気持ちがあっても、男性がそのようでは、意味がありませんから、男性諸君はもっと、人生経験をして違う勉強を重ねて行って欲しいです。そして、すでに父親である立場の人は、かつての男のプライド、父親の威厳を取り戻しましょう!(暴力はだめですよ)