こんにちは!
メンタル・サポート協会八王子です。
今日は八王子はなんと20℃。昨日から10℃以上低い気温でした。ホッとする気温ですね。
まだまだじめじめが残りますが。。
さて、今日はお子さんが大きくなっても、手を離すことが出来ない親のお話しです。
子どもが社会人になって、30歳、40歳くらいになっていても、まだ心配で心配で口を出してしまう親がおります。
子どもは何歳になっても子どもですし、親も何歳になっても親です。この繋がりは変わることはありません。しかし、繋がりは変わらないですが、関係は変わっていきます。
親が子どもを手出し出来るのは社会人前まで。
(だいたい)
例えばこんなご相談です。(内容はかなり変えております)
社会人の息子さんがいて、すでに社会人10年目。
会社で問題を起こし、(息子さんにも落ち度があった)会社の上司数人に呼ばれて、部屋で椅子などを蹴ったりされ、怖かった。身体にされたわけではない。
会社はすぐに辞めたいとは思わないけど、会社に対して、どのような対応をすればいいでしょうか?というご相談でした。
この親御さんは会社に対してすごく怒っている様子でした。また自分の子どもが会社にいじめられているような気がすると言いました。
しかし、この場合息子さんの方にも落ち度があったことをちゃんと認めなければいけません。どんな状況でどんな対応をしたのか、事実確認をしっかりしなければいけません。
しかし、息子さんの言い分しか聞いていないですし、一方的な解釈に過ぎません。
もしかしたら、息子さんが相当会社で出来ないのかもしれませんし、椅子などを蹴ったりされたというのは、何度も話しをしているのに理解が悪いから、そうされてしまったのかもしれません。
まずそのことを親御さんが考えなければなりません。自分の子どもを信じてあげるのは、とても良いことです。
しかし、歳を重ね、社会人となって働かなければいけない状況におかれて、会社を一方的に悪いと決めつけて、子どもの肩を持つだけはとても危険です。
社会、会社にお世話になっていく以上、自分の子どもが『もしかしたら、社会性が低いのかもしれない』ということを疑わなければいけません。
特に親御さんがしっかりして、キレる方には、子どもがむにゃむにゃしてしまうケースがとても多いです。
親が決めたレールを歩んできてしまった子どもは、親の言いなりで来ていますから、自分で考えて臨機応変に対応することが苦手になってしまうことがあり、その場合、社会性も低く評価されてしまいます。
会社では、課題をこなすことはもちろんのこと、自分で考えて行動し、さらにプラスα何かあるかが、評価されます。
親は、心配しないことなどできません。
しかし、手や口を出さずに見守ることも大切です。すぐになくすと子どもは不安に陥りますから、まずは半分だけ出さずにおいてあげましょう。
ぐっと我慢です。