こんにちは、大福です。

日本の精神分析の大半は外国産ですが、国産の精神分析として有名なのが神経症やうつ病の治療に使われている「森田療法」です。

 

森田療法は簡単にいえば、うつ病の元になっている「べき論を言語アプローチで消しましょう」というもの。ちなみに、べき論というのは英語で言うMUST。「◯◯しなければならない」という考え方を指します。

 

 

これは目標の高すぎる人自己肯定感の低い人に起こりがちで、このべき論にハマってしまうとどんどんやる気が落ちしまいには動けなくなっていきます。

 

しかしなぜ、人の中にべき論が生まれてくるのか。これには幼い頃の教育環境から社会との関わり方など様々な理由があります。

 

特に子育てで使われやすいべき」。

親が子どもの個性や能力を無視して無理やり「べき」を押し付けることでその子の中に「◯◯すべき」という癖がつき自己肯定感を養いにくくなってしまいます。

 

とはいえ「べき論」は誰もが持っているもので、人や社会との関わり合いの中で消えいく場合もあります。しかし、自分が親として子ども接するときは注意したいところ

 

あなたは子どもに接する時「◯◯すべき」と価値観を押し付けていませんか?もしそうなら「◯◯すべき」ではなく「◯◯したい」というアプローチに変えて伝えるよう意識してみてください。