こんにちは、大福です。
突然ですがみなさんは「教育とは何か」と聞かれたら何と答えますか?
知識を身につける、社会性を育むなど模範的な答えはあるものの、いまひとつ釈然とした答えが見つからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マインドアーキテクチャではカウンセリングのほかに学習塾を行っていますが、たくさんの子どもたちに勉強を教える中で大切にしていることがあります。
それは「知識の使い方を教える」ということ。そして私はそれこそが真の教育であると解釈しています。
知識を身につけるだけなら学校に行けば十分、しかし知識は人のために使ってこそ価値が生まれるもの。
ただ、知識の使い方というのは本人固有の価値基準に寄るところが大きいため、学校だけで簡単に身につけられるものではありません。
それでは誰が知識の使い方について教えれば良いのか。
それは家族をはじめ、子どもと親密なコミュニケーションをとれる大人の役目です。
その方法は至ってシンプル。
まずは身につけた知識を何に使えるか子どもに質問すること。
そして親がその知識の価値について伝えること。この2点のみです。
なぜその知識を身につけたのか、それにはどういう価値があるのか。
子どもは、今取り組んでいることの目的について思考するだけでどんどん磨かれていきます。
子どもはそうして身につけた価値観をもって自分の人生に意味を与え、信念を作ります。
ここまで出来たらあとはオートメーション。
強く優しく賢く生きる力を自然と身につけていくことができます。
