こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の柚月です。

 

共働きの家庭においては課題の一つとも言える親子のコミュニケーション。最近はLINEなどのメッセージアプリを使用しているケースも多いようですが、実はその方法はあまりおすすめできません。

 

なぜなら、デジタルテキストのやり取りは感情が伝わりにくいという特徴があるから。デジタルの世界では集合時間や約束事など事実を伝えることはできても、気持ちを伝えるためには不向きなツールなのです。

 

全ての子どもは親からの愛情を求めています。そのためコミュニケーションをデジタルに依存してしまうと、親は愛情をかけているつもりでも子どもには全く伝わっていないという状況に陥ってしまいがちです。

 

例えば、以前当協会に相談いただいた家庭で、両親が共働きのため子どもの夕食はコンビニ、連絡はLINEで行うというケースがありました。

 

このような状況では子どもに親の愛情は伝わりませんから、必然的に子どもは情緒不安定になります。

 

そこでまず試してもらったのが「手紙」です。

 

LINEでの端的なメッセージではなく親は子どもに宛てた直筆の手紙を毎日書くように。そして子どもも返事を手紙に書いて渡すこと。結果、子どもの様子は劇的に変わり、笑顔で過ごせる日が増えました。

 

手紙は相手のことを想わなくては書けませんから必然的に言葉を選ぶようになり、自ら筆を取るという動作をもって内容に温度が生まれデジタルよりも正確に愛情を伝えることができます。

 

子どもとのコミュニケーション不足を感じている方は、ぜひ「手紙」を試してみてください。きっとお子様も喜ぶと思います。