こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の大福です。
子どもが不登校になると親は友達か、先生か、環境かと犯人探しをはじめがちです。しかし、もしかしたらその原因は親御さんの方にある可能性も否定できません。
私たちの経験によると不登校になる子どもの多くは親からの愛情を実感できてない子がとても多いです。そこで私たちは家の様子について聞いてみます「お父さんとお母さんとはどんな風にして遊ぶの?」と。
すると多くの子が「買い与えてもらったおもちゃやゲームで遊んでいる」と答えます。
親からすれば一生懸命働いたお金でおもちゃやゲームを買っているわけですから「愛情は込もっている」とお思いの方がほとんどでしょう。
しかし、それでは子どもに愛は伝わりにくいのです。子どもが求める愛情とは物質的な豊かさではなく精神的な安心感。
何か良いことをすれば褒めてあげる、悲しいことがあったら抱きしめてあげる。物を買い与えるよりもたったこれだけのことで子どもは愛情を実感します。
子どもは思っていることを否定されずに全部聞いて欲しいのです。上手くいったときは褒めて欲しい、嬉しいときは一緒に喜んで欲しい。とても単純なのです。
物質的な豊かさを求めるのは大人の趣向であり、子どもが求める愛情のソレとは異なります。
もしみなさんの中で不登校の子どもに悩んでいるという方がいたら、ぜひ子どもとのコミュニケーション、スキンシップを増やしてみてください。きっと少しずつ変化が表れてくると思います。