こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の柚月です。
最近高校生の子どもたちと話をしていて持ち上がった悩みの一つに「LINEが怖い」というものがありました。
気になってよくよく話を聞いていると、友達のLINEに対して「面白く返さなきゃいけない」という意識が過剰に働いてしまうとのこと。
結果、友達から「面白くない」と言われてしまうことでどんどん気分が落ち込んでいってしまうという状況のようでした。
LINEに限った話ではありませんが、最近の子どもたちにはコミュニケーションに問題を感じている子が多いようです。
「上手く話さなきゃいけない」「面白いことを言わなきゃいけない」など、他人からの評価を気にしてしまう子は特に多いですね。
しかし、話の上手い下手には得意不得意があり、きっかけや人との出会いで変わるということは往々にして起こります。
そこで子どもたちに話しているのが「まずは頷きながらグループの中に居場所を作りましょう」ということ。
コミュニケーションは話すだけが全てではなく、相手の話をしっかり聞くというのも一つの立派なコミュニケーションです。
LINEでも対面でも無理に面白いことを言おうとするのではなく、復唱や相槌など「聞く」という姿勢を示すだけでコミュニケーションは円滑になります。
もしみなさんの周りでコミュニケーションに悩む子どもがいらっしゃった場合は、ぜひそのようにアドバイスしてあげてくださいね。