manaveeのモデルを考える。 | Mind Shift

Mind Shift

「すべては心(Mind)の持ち方によって変わる(Shift)」

をモットーに、

働くこと、生きること、楽しむこと について

日々の気付きを書いています。

本日は、終日仕事。

長くお世話になったご担当者さまの異動・ご栄転をお祝いしました。

B to Bなので、もちろん会社の看板のもとにお仕事をしていますが、

一つひとつの仕事は、人と人との間にあることを感じました。


尊敬する素敵なお客様に囲まれて幸せな仕事です。




さて、今日は昨日書いたmanaveeについて、
もう少し考えてみました。

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http://manavee.com/

誰もが無料で受験勉強ができる場所。

大学生を中心とした先生の動画授業を見て、予習・復習やセンター・二次試験対策等できるそうです。

最終的な目標は、教育に関するコンテンツがオープンに流通しているような状況を作り出すこと。

面白いのは、先生にはお金を払っていないところ。だから、授業を受ける側も無料。

先生は、manaveeの理念への共感や、教職志望の先生のスキルアップのため、

プレゼンテーション能力の向上のため、自分の知識を後輩につたえたい情熱を持った方々など、

内的なモチベーションで教える先生が集まっているそうです。
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先生側にはお金を払わず、生徒側からもお金をもらわない。

運営費は、manaveeの代表の人などが別の仕事を請け負ってまかなっているようです。

ビジネスではなくボランティア。

規模を追求するために、協賛や補助で増やすことを考えている模様です。


以前、先生側にお金を払うモデルでビジネスをやっていたら、

需要と供給のバランスが取れず破綻してしまった、

という苦い経験からいまの形になったそうです。


「良質なサービスを無料でユーザーへ提供する」

「ユーザーは自分で好きなサービスラインナップを選び取れる」

「個人が自由にサービスを提供する側になれる」

という点は共通したまま、ボランティアではなく

ビジネスとしてお金の流れをどうつくるか?が考えどころになりそうです。


誰が資金を提供するのか?をざーっくり分けると、、

1)サービスを受ける人

2)サービスを提供する人

3)それ以外の人

のようになります。


学習コンテンツの場合でいえば、

1)は、一般的な各種学習塾や教室はこれにあたります。

一方で、TED-EDのような無料で良質なコンテンツを提供するところが

増えてきているので、相当何か際立った点がないと、成り立たない気がしますし、

無料の中で極めてみたい気がします。




2)は、逆転の発想かもしれません。

先生など学びを提供する人はそれが仕事でお金をもらうもの、というのが普通なので。

でも、「この場所で自分が学びを提供することが、preciousなもの」

という強烈なブランディングがあったらできるのかも?しれません。



3)は、選択肢が色々あるのかないのかすらよく分からないので、

可能性があるかもしれないです。

協賛や助成金、広告費でまかなうというのはすぐに思いつきますが、

他にもありそうです。

サービスを提供する人と受ける人が沢山マッチングされると
喜ぶ人、

そんな人がどこかにいる気がします。





・・・と、かくのごとく、本日は、落ちのない妄想/瞑想。

ビジネスモデルの勉強がしばらく続きそうな日々。

明日も楽しい1日になりそうです!