「いざ、というときに、みんな同じような考えをする人ばかりだと、
どうしようもない。
突出した考えを持った人を育てないといけないのでは」
初めてお会いしたお客様がそう話されていました。
仕事をしていく上で必要となる「型」を学ぶことは大切。
でも、その「型」以上のものが出せなければ、
金太郎飴のように、どこを切っても同じ人ばかりが集まる組織になってしまいます。
ここで、思い出されるのは「守破離」。
まず、師の「型」をしっかりと身につける=守。
次に、別の流派を学ぶ=破。
最後は、それらを統合させて自分の流儀を作る=離。
「守」にとどまっていては、いざ、というときに太刀打ちできない。
「破」に取り組み、「離」の境地まで行くことをめざしたいものです。