第8回みんくるカフェ | みんくるカフェのブログ

第8回みんくるカフェ

アメーバ5/19(木)に第8回みんくるカフェが開催されました!

参加者はちょうど10名。
医師、看護師、薬剤師、作業療法士、栄養士など医療多職種に加え、医療接遇講師、医大助手、会社員3名でした!ニコニコ

場所は最近定着してきた感のある根津スタジオです。
こちらのスタジオを所有していらっしゃるエンパブリックさんが協賛ですから(笑)
いつもみんくるを強力バックアップしていただいていますブーケ2

今回は「医療コミュニケーション」をテーマとして、2名の参加者にお題を提供していただきました音譜

1つ目は医療接遇の講師のはなさんからですクローバー
と、お題に入る前にまずは医療接遇の特別レクチャーメモ
●人の行為は、その人の「枠組み」が決定する→相手の枠組みを想像することが大事
●相手の関心に関心を持つ
●「敬う」の語源(何だと思いますか?答えは記事の一番下に!)

レクチャーでは「ハッ!?」「おぉー!」など感嘆の言葉が上がる場面も(笑) こういうのを「目からウロコ」っていうんですね星
そしてここから本題の「今までの仕事の中で一番困ったなという人は?」、そして「なぜ、その人はそのような行動をとったのか?」について対話しました。

ここでは、話題に挙がった中から「あれもこれもと要望がエスカレートする患者さん」をピックアップ。
「わがままがどこまで通るかを試したい、という人もいる」という見方から「このような人に対しては『一番してほしいことは何ですか?』と尋ねてみるのも1つ」といった意見が出ました。


2つ目は「医者とのコミュニケーションがうまくいかなかったと感じたのはどんなときか?」を切り口に対話が始まりました。こちらはおなじみ(?)ぱぱいや教授からのお題提供ですチューリップ赤チューリップ黄

<上手くいかなかった具体例>
・医師の話している言葉の意味が分からなかった
・薬の副作用について訴えたのに処方が変わっていなかった
・台詞を話しているようで心がこもっていない、流れ作業のようだった

などなどが挙がりました。
多くの方が頷いているところをみると、決してまれな例ではないのでしょう。
一方で、医師と患者の信頼関係を構築することでこういった問題が防げることもあるといった切り口も提示されました。これで1回分トークできそうですが…あせる
医師側の視点では、「傾聴」「Active Listening」「ドアノブクエスチョン(※)」などといったキーワードが出ましたひらめき電球グッド!


クロージングはその場の流れで「あなたの元気のみなもと」を発表する場にビックリマーク(前回のトークテーマでしたね!)
前回とは別の詩を紹介して下さったり、結婚前に相手方家族へ挨拶に行って反応が良かったことを披露して下さったり、今回もほっこりしました虹

ちなみに我らが隊長の元気のみなもとは…「みんくるカフェ」だそうですキラキラ
お後がよろしいようでにひひ

※ドアノブクエスチョン:患者さんが診察室を出ようとドアノブに手を掛ける前に、医療者側が「他に気になることはありませんか?」などと発する質問。患者さんにとって、このタイミングだと言いたいことを表出しやすいとか。

メガネ本「敬う」の語源は「身体をよじる」。危険を避けるときには身体をよじります。同様に、敬語とは相手からの攻撃をやり過ごすため、自分を守るための道具なのです。ちなみに敬語は、「相手へのサービス」というよりは、自分より偉い人・権力を持っている人に対して「適切な距離をとる道具」だと捉えると必要性が理解しやすいと思われますチョキ