静穏 | 剣竿一如

静穏

 調理請負業者S社との急転直下の和議成立に、心の静穏を取り戻し、いつもの穏やかな眠釣に戻りましたよ(笑)。それと「和議」のエントリーには書いていないが、今日は工房浦安のT常社長が、午前、新年お見舞いにと、再び千葉から駆け付けてくださった。もう、ありがたくて涙が抑えきれなかった。

 今日の午前中から午後一にかけて、それはもう一気にいろいろな事が起き、少々疲れたが、心の静穏はバッチリと取り戻せた。抗ガン剤治療第三クール3日目は、こうして始まった。物見役の制吐剤投与、今日は先陣ペプシド隊半刻(1時間)攻撃開始30分後のバイタル計測の後に、S社との和議会談。会談終了後に本隊シスプラ隊一刻(2時間)の攻撃。耳鳴りは続いているものの、血圧も酸素摂取量も安定。針を刺してある静脈も腫れずバッチリ。

 思わぬ流れでトンデモナイ騒ぎを引き起こしてしまったが、自分だって好んで揉め事を起こしたいワケじゃない。心穏やかに治療を続け、末期ガンからの克服生還を図りたいに決まっている。その静穏の阻害要因となるような事態が起きたから、鬼にでも蛇にでもなって怒り狂わねばならなかったのだよ、ってお話です。

 今回の一件、自分はきっと良い方向に進んでいくと信じている。今回の決着方法は、誰も傷つかず、誰も損をしない。個人的な責任を負う人もいない。お金も掛からない、手間も増えない。ただ、少しの気遣いだけがあればイイ。いわゆる ”大人の決着” でもない。ベストの決着方法だったと確信しているけど、独りよがりすぎるか……な?