完敗 | 剣竿一如

完敗

 う~む、女子フィギュアスケートはキム・ヨナ選手の圧勝でしたなぁ。SPの採点では何かと物議を醸したが、今回のフリーの結果には依怙の沙汰だの何だのと、文句は付けられないだろう。技の難度では浅田真央選手が上だっただろうが、キム・ヨナ選手はノーミス、浅田真央選手には素人目にもハッキリと判るミスがあった。ともあれ、どちらの選手も天晴れな演技でしたな。

 しかし、安藤美姫選手の評価が思ったよりも低かったなぁ。4年前のトリノに比べて、人間的にも格段の成長を遂げ、フリーでは安定した演技を見せてくれた。メダルを逃したとは言え、良い演技だったと思う。頑張ったよね。

 そ~れ~よ~り~もぉ~、個人的に最も注目していた、グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ選手が残念だったなぁ。転倒もあったし、仕方がないけどね。まぁ、贔屓目で見てるもんで、転倒さえもご愛敬とさえ感じちゃうから、オッサンってのはわかりやすい生き物ですね(笑)。

 え? スケベオヤジってか? そうだよ。そーゆー目で観てたよ。でなきゃ男性美だの女性美だのって基準なんか存在しねェでしょうに。日本語では益荒男振り、手弱女振りって言葉があるくらいなんだから。やはり男には男の、女には女の魅力があって、この世は成り立っているンだよ、ってお話でした。

 あ、日本の金メダル獲得はゼロになりそうだ。う~ん、青少年の学力は低下しているわ、スポーツも凋落傾向だわで、お先真っ暗ですな。「競い合う事は争いにつながる」ってンで、学力テストの順位はおろか、運動会ですら順位を付けない教育してるからなぁ。次世代、次々世代の衆は、悲惨な未来を迎える事になるかもね。そーならないように、ガンバレ、ニッポン!